Raspberry Piプロジェクトは、Piで何ができるかではなく、何をすべきかが重要です。今週初め、Game Dev Academy YouTubeチャンネルのShaneは、Blenderを使った3DモデリングにRaspberry Piを使用し、その性能を限界まで引き出しました。
あまり期待しすぎないでください。Raspberry Piは理想的な3Dモデリングコンピューターとは程遠いです。より高性能なデスクトップPCでBlenderを実行した方がはるかに快適です。しかし、この開発者は、少なくともRaspberry PiでBlenderが動作可能であることを示しました。
このプロジェクトは、ほとんどのPiプロジェクトと同様に、必要に迫られて思いついたものです。Shane氏によると、新しいチュートリアルを作成中にグラフィックカードが故障したそうです。慌てて新しいグラフィックカードを購入する代わりに、Piで作業ができるか試してみたそうです。
Blenderはそれほど多くのハードウェアを必要としません。Shaneはバージョン2.79を使用することにしました。これは4GBのRAMとクロック速度2GHz以上のデュアルコアCPUを必要とします。ただし、16GBのRAMとクアッドコアCPUの使用が推奨されています。Shaneは、4コアで1.5GHzのプロセッサを搭載した2GBのRaspberry Pi 4を使用しました。
Raspberry PiでBlenderをセットアップする
Game Dev Academy のビデオで紹介された内容に基づくと、Blender を Raspberry Pi で実行するのは簡単そうに思えました。
RaspbianがインストールされたRaspberry Piが必要です。Shaneは「ソフトウェアの追加と削除」ウィンドウでBlenderを検索し、Blender 2.79パッケージを入手しました。
インストールが完了するとBlenderが起動し、Shaneがタイムラプス動画でその機能を実演しました。最大の欠点はレンダリングで、Raspberry Piではデスクトップよりもずっと時間がかかってしまいました。
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Shane の作品をもっとご覧になりたい方は、 YouTube のGame Dev Academyでさらに多くのプロジェクトや 3D モデリングのチュートリアルをご覧ください。