22
Raspberry Pi、新しく改良されたPoE+ HATをリリース
ラズベリーパイ PoE+ ハット
(画像提供:Raspberry Pi Trading)

本日、Raspberry Piは人気のPower over Ethernet(PoE)HATのアップデートであるRaspberry Pi PoE+ HATを発表しました。このアップデートにより、Raspberry Pi 3B+およびRaspberry Pi 4に、より大容量の電源供給と優れた冷却性能がもたらされます。 

画像

1

5

ラズベリーパイ PoE+ ハット
(画像提供:Raspberry Pi Trading)

PoE+ HATは、Raspberry Pi 3B+ / 4の40個のGPIOピンの上に装着でき、これらのボードにのみ搭載されている2 x 2 PoEヘッダーにも接続できます。PoEなどの互換性のあるHATと一緒に使用する場合、これらの4本の追加ピンはスイッチから電力を要求でき、オンボードレギュレータを介して37〜57VをPiに適した5Vに降圧してPiに電力を供給できます。互換性のあるPoEネットワークを使用すると、Piに最大5V @ 5A (25W)を供給でき、別のPSUを必要とせずにPiに電力を供給できます。これは、元のPoEの5V @ 2.5Aの2倍であり、利用可能な電源が大きいため、ハードドライブ/SSDなどのUSBデバイスに電力を供給できるようになりました。そのため、これはPi Chiaファームに適しています。オンボードファンがPiを冷却します。ソーダ缶に閉じ込められた蜂のような音にならないことを願っています。ノイズといえば、オリジナルのPoE HATの最初のリビジョンでは、トランスのコイル鳴きという興味深い問題がありましたが、後に修正されました。PoE + HATでは、Raspberry PiはBourns製の平面トランスを採用しており、この問題を解決しながらも、かなり未来的な外観を実現しています。

Raspberry Pi PoE+ HAT は 6 月上旬に発売され、小売価格は 20 ドル (18 ポンド) です。

Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。

レス・パウンダーは、トムズ・ハードウェアのアソシエイトエディターです。クリエイティブテクノロジストとして、7年間にわたり、老若男女を問わず、教育と啓発のためのプロジェクトを手がけてきました。Raspberry Pi Foundationと協力し、教師向けトレーニングプログラム「Picademy」の執筆・提供にも携わっています。