
東芝T1000のようなクールなフォームファクタのノートパソコンが懐かしいという方は、メーカー兼開発者のNilseuropa氏が手がけたこのRaspberry Piプロジェクトをきっと気に入るでしょう。彼は、お気に入りのシングルボードコンピュータ(SBC)を使い、古い東芝T1000マシンをRaspberry Piをメインボードとして復活させ、システムをアップグレードして最新の周辺機器に対応させました。
このようなプロジェクトの最もクールな点の一つは、レトロなテクノロジーに様々な新機能を追加できることです。レトロなコンピューティングの醍醐味はそのままに、現代的なサポートというメリットも加わります。例えば、オリジナルのフロッピーディスクドライブスペースは、USBポート、SDカードスロット、そしてコンパクトフラッシュポートを2つ備えたポートベイにアップグレードされています。Nilseuropaは、外付けオーディオ機器接続用の3.5mmジャックも追加しました。
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このプロジェクトのために彼が選んだメインボードはRaspberry Pi 4です。8.8インチのWaveshare製ワイドスクリーンに接続されており、静電容量式タッチスクリーンインターフェースを備えています。Raspberry Piにはポートエクステンダーがいくつか接続されており、周辺機器をケースの外側に接続できます。キーボードは、カラフルでおしゃれなキーキャップが特徴的です。また、10,000mAhのバッテリーが内蔵されているため、持ち運びにも便利です。
ソフトウェアに関しては、本当に想像力次第です。まずはRaspberry Pi OSを動作させて、標準的なコンピューティング機能を利用できるようにするのが良い出発点です。とはいえ、Raspberry Pi 4ではBluetoothサポートが追加されているので、このようなマシンでゲームをすることもかなり簡単にできます。ワイヤレスコントローラーの接続に最適です。
このRaspberry Pi プロジェクトの実際の様子を詳しく知りたい場合は、Nilseuropa がRedditに共有した元のプロジェクト スレッドを確認してください。また、このプロジェクトの今後のアップデートだけでなく、他のクールなプロジェクトについても知るには、彼をフォローしてください。
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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。