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Adata Project NeonStorm SSDは自己完結型水冷システムと2つのファンを搭載
Adata PCIe Gen5 SSD
(画像提供:Adata)

Adataは、群を抜いて目立つ新しいPCIe Gen5 NVMe SSDを発表しました。もちろん、これらのストレージコンポーネントには精巧なアクティブクーラーがバンドルされることに慣れてきましたが、AdataのProject NeonStormは間違いなく、これまで目にした中で最も派手な製品の一つです。このXPGブランドの新しいM.2 SSDドライブには、上部にボルトで固定された自己完結型水冷ソリューションが搭載されており、小型のツインファンが循環する液体を冷却することで、SSDのスロットリングを最小限に抑えます。

Computexが近づくにつれ、ますます多くの企業がマーケティング資料の準備を進めており、彼らが用意している魅力的な製品群が垣間見えてきました。Adataのプレスリリースはかなり長く、予想通り、複数の新しいSSDソリューション(およびその他の製品)を発表しています。中でも注目すべき新製品は、主力のProject NeonStormとLegend 970です。どちらもPCIe Gen5 x4インターフェースを採用し、AMDとIntelの最新プラットフォームで最速の転送速度を実現します。

Adata PCIe Gen5 SSD

(画像提供:Adata)

Project NeonStormは、AdataのM.2 2280フォームファクタストレージデバイスに箱型の自己完結型液体冷却システムを追加し、SSDコントローラとNANDを直接冷却します。提供された画像では、銅パイプを特徴とするデザインと、構造が液体で満たされていることを示す小さな気泡が確認できます。

このデバイスに内蔵されているツインファンは見えません。CotCowLandの情報が正しければ、ファンはクーラーの裏側、つまり目に見えない場所に取り付けられているはずです。これらのファンのおかげで、このSSDのAiOは、より大きなシステム冷却ループへの接続を必要としません。Adataが公表しているパフォーマンス数値は印象的で、このXPGブランドのデバイスは、シーケンシャルリードとライトの速度がそれぞれ14,000MB/秒と12,000MB/秒であると謳っています。

Adata PCIe Gen5 SSD

(画像提供:Adata)

AdataのLegend 970 Gen5 SSDは、より従来的なデザインに見えます。しかし、メモリとストレージのスペシャリストであるAdataによると、押し出し加工されたアルミニウムフィンと大型ファン(つまり複数のファン?)を採用することで、前世代のLegendデバイスから改良されているとのことです。Adataによると、Legend 970のシーケンシャルリードとライトの速度はそれぞれ10,000MB/秒と10,000MB/秒です。

Computex展示会では、Adataは上記2つのPCIe Gen5 SSDに加え、その他様々なストレージ、メモリ、シャーシ、電源、ノートパソコンを展示します。Computexにお越しで、エネルギーチャージが必要な方は、XPGブランドの新しいeスポーツ用チューインガムとチョコレートスティックもぜひチェックしてみてください。

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マーク・タイソンはトムズ・ハードウェアのニュース編集者です。ビジネスや半導体設計から、理性の限界に迫る製品まで、PCテクノロジーのあらゆる分野を網羅的にカバーすることに情熱を注いでいます。