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『シリアス・サム』がVR化!没入感あふれる体験で首を切られた神風の叫び声に身を委ねよう

Croteamが本日E3で「本気の」爆弾を投下しました。独立系デベロッパーのCroteamがSerious SamをVRに移植します。手が爆弾になっている首なし男が、これほど恐ろしいのは初めてです!

Serious Sam VRは、いわば射撃場です。ミッションを選択すると、2つの惑星のいずれかの表面に降下します。ピストル、アサルトライフル、ロケットランチャー、ガトリングガンなど、様々な武器が使用可能です。Croteamによると、これらの武器はミッション間でゲーム内通貨を使ってアップグレードできるとのことです。

Serious Sam VRには最先端技術が満載です。AMDのCEO、リサ・スー博士はE3のPC Gaming Showに登壇し、Serious Sam VRはAMDのLiquid VRテクノロジーを採用していると説明しました。CroteamはAMDと緊密に協力し、 Serious Sam VRで複数のGPUを効率的に活用できるようにしました。Liquid VRはレンダリング処理を分割し、それぞれの目に専用のGPUを割り当てます。この技術は理論的にはレイテンシを削減し、VRパフォーマンスを向上させるとされています。

私たちの知る限り、『Serious Sam VR』はLiquid VRのこの機能を活用した最初のタイトルとなるでしょう。NVIDIAもVR SLIと呼ばれる同様の技術を有しており、現時点でこの機能をサポートしているのはNVIDIA独自のVR Funhouseのみで、こちらはまだリリースされていません。複数のGPUを使用することで、VRのパフォーマンスが大幅に向上するはずです。

『Serious Sam VR: The Last Hope』は、今夏後半にSteamで早期アクセス版がリリースされます。リリース時にはHTC Viveに対応します。Croteamは、モーションコントローラーが利用可能になった時点でOculus Touchにも対応できるよう開発を進めています。

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