第 9 世代 Intel Xeon/Core ベースのコンピューターを 5.78 インチ x 4.01 インチ (146 x 102 mm) のパッケージに詰め込むのは簡単なことではありませんが、IoT (モノのインターネット) および組み込みプラットフォームのプロバイダーである Advantech はそれを実現し、3.5 インチ SBC MIO-5393 をリリースしました。
端的に言うと、これは「Raspberry Piキラー」ではありません。2つのボードはそれぞれ異なるユーザーと市場を対象としています。MIO-5393は、産業用途や厳しい環境を想定したマイクロサーバー/キオスクプラットフォームとして提供されていますが、このボードはご希望であれば家庭用としても容易に使用できます。
MIO-5393には4つの構成があり、それぞれIntel第8世代Core i5 8400HからXeon E-2276MEまでのCPUを搭載しています。各構成とも最大64GBのDDR4-2400(XeonモデルはECC)メモリを搭載でき、RAMはユーザーが簡単にアップグレードできます。
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ストレージは、PCIe 3.0 NVMeドライブスロット1基とSATA IIIポート2基を備えています。USB 3.2 Gen 2ポート4基は、基本的な用途には十分なポート数です。ボードには最大3台のディスプレイを接続でき、2台はDisplayPortとHDMI、3台目はLVDSコネクタで接続できます。Intel Gen 9オンボードグラフィックスは、最大4096x2160 @ 30Hz (HDMI)、4096x2304 @ 60Hz (DP)、1920 x 1200 @ 60Hz (LVDS) の解像度をサポートします。
標準では無線LAN接続は搭載されていませんが、Wi-Fiおよび4G/LTEモジュールを接続できるM.2拡張スロットが2つあります。有線ネットワーク接続は、2つのギガビットイーサネットポートで提供されます。外部シリアル接続が必要な場合は、RS232/422/485ポートも利用できます。オーディオはRealtek ALC888Sチップセットを介して供給され、内蔵オーディオポートの代わりにオーディオケーブルを使用してボードから接続されます。
これは、このような小さなボードとしては非常に強力であり、価格にも反映されています。価格は Advantech に問い合わせれば入手できます。
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