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Ducky、ワイヤレスRGB薄型キーボード「Blade Air」を発表

ネバダ州ラスベガス発 ― CES 2018のCherryスイートで展示されていたDuckyキーボードのエンジニアリングサンプルは、なんとDucky Blade Airという実製品で、RGBバックライト付きのスリムなBluetoothメカニカルキーボードです。発売日や価格はまだ発表されていませんが、Cherryの最新MX RGBロープロファイルスイッチを採用していることは分かっています。薄型スイッチにロープロファイルキーキャップ、そしてスリムな筐体を組み合わせることで、フルサイズでありながらDuckyの他の製品と比べて厚さはほぼ半分という薄さを実現しています。さらに、USB Type-CとBluetooth接続にも対応しています。

ロープロファイルスイッチはこのスリムなデザインに貢献していますが、ロープロファイルキーキャップも重要な役割を果たしています。キーキャップはPBT素材とダブルショット印刷で作られています。この印刷方法は、文字の退色や摩耗を防ぐだけでなく、半透明の素材を使用しているため、バックライトの光が透過して輝きます。

バックライトには、リアクティブ、レインドロップ、フルバックライト、カラーサイクリング、ブリージング、ウェーブ、リップルなど、様々な照明モードがあり、ゾーンを選択することもできます。マクロ記録とNキーロールオーバー(NKRO)も搭載されています。

Duckyが言及しなかったのは、将来的に小型のテンキーレスキーボードや60%キーボードが登場するというニュースです。もしDucky Blade Airのレイアウトが小型であれば、ソファのそばや外出先で使える便利なキーボードになるでしょう。Duckyは、人気の60%バックライト付きBluetoothキーボード「Anne Pro」の数少ない競合製品の一つとなるでしょう。フルサイズキーボードが先に市場に登場しても驚きではありませんが、Duckyが将来的に小型レイアウトを検討してくれることを期待しています。

Ducky Blade Airは完全ワイヤレスなので、このような薄型筐体に収められたバッテリーのデザイン、配置、そして容量がどのようなものなのか、非常に興味深いところです。Duckyは、バックライトの有無によるバッテリー駆動時間については一切言及していません。一部のキーボードでは、ワイヤレス接続時にバックライトの明るさが制限されることがあります。Duckyに問い合わせて、ワイヤレス接続時にバックライトが完全に有効になるかどうかについて説明を求めており、回答が得られ次第、この投稿を更新します。