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『Dying Light: The Following』にNvidia PCSSが追加

Nvidia は、『Dying Light: The Following』の新しいパッチをリリースし、パーセンテージ クローサー ソフト シャドウ (PCSS) と呼ばれる Nvidia Gameworks テクノロジを有効にしました。

上の比較画像を見ると、PCSSが影の見え方にどのような影響を与えるかがよく分かります。PCSSを有効にすると、車とその下の歩道に映る影が自然にシーンに溶け込みますが、Nvidia Gameworksテクノロジーを使用しないと、影がギザギザになり、目立ってしまうのです。(違いを実際に確認するには、NvidiaのPCSSインタラクティブデモをご覧ください。)

『Dying Light: The Following』とオリジナル版はどちらもNvidia PCSSアップデートを受け、『Grand Theft Auto V』『Assassin's Creed: Syndicate』『Far Cry 4』といった、リアルな影のレンダリング技術を採用した他のゲームに加わりました。さらに、『Tom Clancy's The Division』のベータ版にもNvidia PCSSが搭載されており、正式版ではGameworksグラフィックオプションが搭載される予定です。

オリジナル版『Dying Light』のベンチマークテストを行った結果、このゲームはグラフィックへの要求がかなり高く、多くのミドルレンジGPUで1080pの最高設定で30fpsを下回るという結果になりました。しかし、マニア向けハードウェアでも安定したパフォーマンスを発揮し、Nvidia GTX 960とAMD R9 290Xでは平均フレームレートが45fps以上と、プレイ可能な水準を維持しました。GTX 980では60fpsを大きく上回りました。

当時、『Dying Light』にはGameworksの技術であるNVIDIA HBAO+とNVIDIA Depth of Fieldのみが搭載されていました。Gameworksの機能はNVIDIA GPUとゲームの高負荷グラフィックエンジンに有利に働くため、『Dying Light』へのPCSSの追加は、一部のユーザーにとって現実的な設定ではないかもしれません。しかし、十分なグラフィック処理能力を持ち、1080pディスプレイ(あるいはそれ以上の解像度)で最高のビジュアル忠実度を実現したいと考えている熱心なゲーマーであれば、『Dying Light: The Following』でPCSSを気軽にオンにすることができます

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