
怒りの湖で見かける赤いギャラドス以外の色違いポケモンを捕まえたいと思ったことはありませんか? よく分かります。色違いポケモンを捕まえるのは難しく、色違いポケモン探しは時間のかかる作業です。そこで、Dinonesという名前でオンライン上で知られるこの開発者は、私たちのお気に入りのシングルボードコンピュータ、Raspberry Piを使って、この作業を自動化しました。彼のプロジェクトの根底にあるアイデアは、この作業を完全に自動化することで、彼が寝ている間にNintendo Switch(エミュレーターではなく実際のSwitch)が一晩中「色違いポケモン」を探し続けるというものでした。
最終的に、Raspberry Piで実行できるカスタムプログラムが完成しました。このプログラムは、人工知能の力を使って色違いポケモンを識別します。色違いポケモンを検知すると、マスターボールで捕まえます。ご存じない方のために説明すると、これはどんなポケモンでも確実に捕まえることができる特殊なモンスターボールです。通常はゲームごとに1個しか入手できませんが、Dinones氏によると、クローンアイテムのおかげで複数入手できるそうです。マスターボールを使わないと、色違いポケモンが捕獲されずに逃げてしまう可能性が高いとのことです。
Raspberry Piは、Pythonベースのアプリケーション「NXBT」を使ってSwitchに入力を送信できます。このアプリケーションは、Bluetooth経由でSwitchと通信する擬似コントローラーとして機能します。これにより、画面に現れたポケモン(色違いポケモンもそうでないポケモンも)に対して、任意のカスタムレスポンスをプログラムできます。
このRaspberry Piプロジェクトは、デモ動画で実際に動いているので、ぜひチェックしてみてください。見逃せないほどクールなので、特にポケモンファンで、色違いポケモン探しで親指が痛む方は必見です。本物の色違いポケモンでチームを組んで友達を驚かせたいなら、これは間違いなくチェックすべきプロジェクトです。
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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。