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Pico:edがRP2040をMicro:bitフォームファクタに搭載

Elecfreaksの最新ボードであるmicro:bitを彷彿とさせるPico:edは、教育用マイクロコントローラーのフォームファクターを踏襲しながらも、Raspberry PiのRP2040 SoCをコアに採用しています。Raspberry Piの公式リセラーであるThe Pi Hutから届いたこの発表では、micro:bit向けに設計されたアクセサリを使用できるだけでなく、RP2040プログラミング言語との互換性も維持していることが明らかになりました。このフォームファクターとハードウェアがうまく機能すれば、Pico:edは当社の「ベストRP2040ボード」ガイドに掲載される可能性があります。

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エレックフリークス ピコ:ed
(画像提供:Elecfreaks)

Pico:edは、前モデルよりも大きなLEDマトリックス(7x17グリッド、119個のライト)を搭載し、ブザーと2つのボタンを内蔵しています。Micro:bitのエッジコネクタとMicroPython言語を継承しているため、コードを少し変更するだけで、超音波距離センサーや空気質センサー、さらにはより高度なロボット工学など、既存のmicro:bitアクセサリとの互換性を確保できます。micro:bitと比較してPico:edに欠けているのは、無線/Bluetoothです。micro:bitの両モデルには、複数のmicro:bit間でデータを転送したり、基本的なBluetooth通信を行ったりできる基本的な無線モジュールが搭載されています。 

開発者Elecfreaksはすでにウェブサイトでサンプルプロジェクトと技術ファイルを公開しており、必要に応じて既存のmicro:bitプロジェクトを新しいマイクロコントローラーに簡単に適応させることができるはずです。さらに楽しみなのは、RP2040プロジェクトを新しいボードに移植し、電子工学とコーディングの基礎を学びたい人に届けることです。

興味深いことに、Pico:edはmicro:bitよりも安価です。執筆時点でThe Pi Hutではv2.2のボードが15.41ドルで販売されていますが、Pico:edはそれよりも安い13.35ドルで販売されており、Elecfreaksストアではわずか12.90ドルです。朗報なのは、在庫があるようです。今のところは。Tom's Hardwareがレビュー用に1台を確保しています。

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イアン・エヴェンデンは、英国を拠点とするTom's Hardware USのニュースライターです。彼はどんなテーマでも執筆しますが、特にRaspberry PiとDIYロボットに関する記事が彼の目に留まることが多いようです。