Vivifyは、48Gbpsの帯域幅をサポートし、8K Ultra-HDテレビをPCや次世代コンソールに接続できる初のHDMI 2.1ケーブルを発表しました。Vivifyは主にゲーマー向けケーブルに注力しているため、ケーブルブランドとしてはあまり知られていませんが、今回の発表はHDMI 2.1と8Kがゲーム業界に到来することを強くアピールするものとなり、より注目に値するものとなるでしょう。
HDMIフォーラムが3年前にHDMI 2.1仕様を発表した際、HDMIは機能と伝送を本質的に分離し、家電メーカーはHDMI 2.1の一部の機能をサポートするケーブルであれば、新しいブランドを使用できるようになりました。ただし、すべての機能をサポートするわけではありません。例えば、HDMI 2.1は、可変リフレッシュレート(VRR)、クイックメディアスイッチング(QMS)、クイックフレームトランスポート(QFT)、eARCといった新機能をサポートしており、最大4Kp60解像度と4:4:4クロマサブサンプリングのコンテンツを48Gケーブルなしで伝送できます。その結果、HDMIサポートのレベルが異なるHDMI 2.1ケーブルと超高速HDMI 2.1 48Gケーブルが登場しました。しかし、そこにはさらに微妙な違いがあります。
最初のHDMI 2.1 48Gケーブルは2018年後半に発表されましたが、当時HDMIフォーラムには、高データレートでの相互接続が適切に機能し、すべての機能を適切にサポートすることを保証できる認証プログラム、あるいは少なくともコンプライアンステストがありませんでした。HDMIフォーラムは昨年、UHS HDMIケーブル認証プログラムの提供を計画し、今年1月に導入しました。そのため、ケーブルメーカーは現在、認証済みのUHS HDMI製品を展開しています。その一つがVivifyです。
プレミアムブランドであるVivifyは、2種類のUHS HDMIケーブルを発表しました。長さ2メートル(6.5フィート)の銅製Xenos W31と、長さ4.5メートル(15フィート)のプレミアムArquus W75光ファイバーケーブルです。Xenos W31の価格は19.99ドルで、Amazonで購入できます。長い方のUHS HDMIケーブルは、当然ながら後日発売される際にはかなり高価になります。
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アントン・シロフはTom's Hardwareの寄稿ライターです。過去数十年にわたり、CPUやGPUからスーパーコンピュータ、最新のプロセス技術や最新の製造ツールからハイテク業界のトレンドまで、あらゆる分野をカバーしてきました。