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Intel、NUC 12 Extremeがソケット型Alder Lake-Sプロセッサーを搭載することを発表

新型Intel NUC 12 Extreme(コードネーム「Dragon Canyon」)の概要が、CES 2022のIntelブースで公開されました。Intelの最新第12世代Coreプロセッサーファミリーを搭載するとのことですが、これはそれほど驚くことではありません。しかし、特筆すべきは、Intelが標準のLGA1700ソケットCPUを採用すると発表したことです。先週、Tom's Hardwareは、最新のNUCがソケットCPUに移行することを示唆するリーク画像を報じました。

まず、冒頭でも述べたように、このシステムはPC DIY愛好家に人気の標準ソケット型ADL-Sプロセッサを採用します。これらのプロセッサは、おなじみのレバー式クランプ機構に取り付けられています。Intelはこの変更によってCompute Element(コンピュートエレメント)という概念を捨てたわけではなく、NUCの中核部分は依然としてそう呼ばれていますが、ソケット型CPUによってモジュール性が強化されています。マーケティングボードでは、NUC 12 Extremeには第12世代Core i7またはi9がプリインストールされたモデルも選択できると示されています。パワフルな新型プロセッサを冷却するために、カスタム設計されたコンパクトなベイパーチャンバーとブロワーファンアセンブリが搭載されています。

インテル NUC 12 エクストリーム

(画像提供:Intel)

このエクスポージャー記事では、フロントパネルI/O、PCIe M.2 SSD用スロット3基、DDR4 SO-DIMM用スロット2基、カスタマイズ可能なLEDマスクフロントパネル、そして小型NUC筐体にグラフィックカードを装着するための重要なベースボードの詳細もご覧いただけます。その他、このシステムにはWi-Fi 6E、Thunderbolt 4、10GbE LAN、USB 3.2 Gen2、HDMIコネクタが搭載されていることも、ぜひご確認ください。

総じて、これはこれまで以上に妥協の少ないコンパクトなシステムです。Intelは今四半期中に発売予定と発表しているので、今後3ヶ月以内に最新の第12世代NUC Extremeをテストし、評価できることを期待しています。

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マーク・タイソンはトムズ・ハードウェアのニュース編集者です。ビジネスや半導体設計から、理性の限界に迫る製品まで、PCテクノロジーのあらゆる分野を網羅的にカバーすることに情熱を注いでいます。