
高性能な静音製品で知られるドイツのコンピューターハードウェアブランド、be quiet!が、Computex 2025で複数の新製品を披露します。Tom 's Hardwareチームは台湾の同社ブースを訪問し、展示会場内を歩き回った際に特に興味を引いた製品をいくつかご紹介します。Pure Loop 3ファミリーのAIO、Light Base 900シリーズPCケース用の新ベース、そしてDark Mountモジュラーメカニカルキーボードです。
be quiet! のラインナップに新たに加わった最もシンプルな製品は、Light Base 900 シリーズ PC ケース用の新しい木製ベースです。Light Base 900 シリーズの標準カラーはブラックとホワイトの2色展開ですが、競合他社は木製アクセントを採用した PC ケースを次々とリリースしています。その一例が Fractal Design North で、これは当社のベスト PC ケースリストで「ベストルック PC ケース賞」を受賞しました。そこで be quiet! もこの流れに乗り、プレミアム PC ケース用の木製ベースを開発しました。
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このケースの良いところは、既存のメタルベースをダークウォルナットまたはホワイトオークの木製ベースに交換できる点です。デスクトップPCの雰囲気を変えるためだけに、ケースをまるごと買い替える必要がないので、費用を抑えることができます。さらに、このベースを追加する際に全てのパーツを移設する必要がないため、交換も簡単です。
be quiet! のAIOラインナップ最新版、Pure Loop 3も発表されました。このオールインワン水冷クーラーには2つのバリエーションがあります。ベースモデルのPure Loop 3は240mm、280mm、360mm、420mmのサイズオプションが用意され、RGBライトは非搭載です。一方、Pure Loop 3 LXは240mmと360mmの2種類が用意され、どちらもARGBライトを搭載しています。これらのAIOクーラーは、同社が以前レビューした「Pure Loop 2 AIOクーラー」の最新モデルで、「自社製ポンプ設計をアップグレードした強力なティア1クーラー」と高く評価されています。
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これらのアイテムのほかに、ホットスワップ可能なテンキーとメディアドックを備え、さまざまな使用ケースに最適な同社の Dark Mount モジュラー メカニカル キーボードも見ました。
例えば、仕事や生産性向上のためにPCを使っているときは、テンキーをキーボードの右側に配置します。お気に入りのRPGを起動するときは、テンキーを右側に移動して、カスタマイズ可能なショートカットキーにアクセスしながら、マウスをデスク上で動かすスペースを確保できます。
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対戦型FPSゲームをプレイするなら、テンキーとメディアドックを完全に取り外すこともできます。そうすれば、デスクのスペースを最大限に活用でき、ゲームに集中する際に邪魔になるものを最小限に抑えることができます。
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また、静かなパフォーマンスを提供するという同社のモットーに忠実に、Dark Mount キーボードはメカニカル サイレント スイッチを使用し、3 層の防音機能を備えているため、最高のゲーミング キーボードのリストを更新する際の有力候補となっています。
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ジョウィ・モラレスは、長年のテクノロジー業界での実務経験を持つテクノロジー愛好家です。2021年から複数のテクノロジー系出版物に寄稿しており、特にテクノロジー系ハードウェアとコンシューマーエレクトロニクスに興味を持っています。