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PCIe用統合シリアルRAIDコントローラ
統合シリアルコントローラはSASとSATAに対応

このような統合ソリューションは、小規模なワークグループサーバーでプロジェクトデータやユーザーデータ、アプリケーションをホストする用途には十分かもしれませんが、すぐに限界に達してしまいます。RAID 50や60といったより高度なRAIDレベルが必要になると、統合ソリューションは役に立たなくなります。突然6台以上のドライブを接続する必要がある場合、別のコントローラーへの切り替えを余儀なくされるでしょう。また、ストレージアレイを専用の外部アプライアンスで運用したい場合や、ドライブを適切に管理したい場合は、SAS、時代遅れのSCSIソリューション、あるいは独自仕様のソリューションしか選択肢がありません。
管理機能のためにコントローラとストレージアプライアンスをバンドルしなければならないような独自仕様のソリューションは、断固として避けるべきです。「SASストレージの活用法」の記事では、SAS(シリアルアタッチドSCSI)に関する豊富な情報を提供しています。インターフェースの詳細、ケーブル、エクスパンダ、バックプレーン、ハードドライブ、ホストアダプタ、アプライアンス、エンクロージャなどについて解説しています。最新のSASハードドライブを使用すれば、SATAよりもはるかに高いストレージパフォーマンスが得られますが、SATAとの互換性と柔軟性こそが、中小企業にとって統合シリアルコントローラを選択する主な理由です。
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