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ミニカーの戦い:ソルテック vs. シャトル

サイズは生存の問題

市場への後発参入者たちも、徐々にその真価に気づき始めている。市場の動向を読み取れず、様子見としていた人たちでさえ、今年のハノーバーで開催されたCeBit 2003で自社製品を披露していた。しかし、昔からそうだったわけではない。つい最近まで、有名メーカーの中にはミニPCの製造にさえ消極的だった者もいた。「専門的すぎる」「参入しない」といった反応が一般的だった。こうした先見の明の欠如が、業界最大手とは言えないShuttleが、ミニフォーマット・ベアボーンシステムのナンバーワンベンダーへと躍り出ることを可能にしたのだ。しかも、これは競合他社がまだATXフォームファクターに夢中になっている間に起きたことだ。実のところ、驚くべきことではない。業界の高給取りの製品マネージャーたちは、創造性も気概も欠いており、古くて馴染みのある製品を売り込む方が販売目標を達成する方がはるかに安心できると考えているのだ。彼らの言い訳はいつも「状況が理想的ではない」というものだった。ミニPCは、これまで未開拓だった市場の可能性を秘めているため、状況を大きく変える可能性を秘めている。

パースペックス製フロントパネル: Soltek ベアボーン システム。

さらに驚くべきことに、もう一つの小規模メーカーであるSoltekが、独自のミニPCベアボーンシステム、Qbicシリーズを発売しました。業界に精通したアナリストは、AsusやGigabyteといったメーカーは一体どこにいるのかと自問自答しているに違いありません。今回のレビューでは、お馴染みのShuttle製SP51GミニPCを改めて検証し、Soltekの新製品QBic EQ3000と比較します。

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