SK Hynixは、同社史上最速のクライアントSSDを発表しました。ゲーマーやコンテンツクリエイターをターゲットとした、PCIe 4.0 x4インターフェースを搭載した新型P41 Platinumドライブは、最大7000MBpsの読み取り速度と140万ランダムIOPSを実現し、PCIe Gen4ドライブとしては世界記録を樹立しています。
SK Hynix Platinum P41 SSDは、同社独自のプラットフォームと176層3D TLC NANDメモリを搭載しています。このメモリを搭載した最初のドライブの一つとなります。クライアントPC向けに設計されているため、現在最も人気のある容量である500GB、1TB、2TBの3タイプで提供されます。
SK HynixのPlatinum P41の最大のセールスポイントは、もちろんGold P31と比べて大幅に向上したパフォーマンスです。この新しいドライブは、最大7,000MB/秒のシーケンシャルリード速度と最大6,500MB/秒のシーケンシャルライト速度を実現しています。ランダムリード/ライト速度に関しては、最大140万IOPSのランダムリード速度と最大130万IOPSのランダムライト速度を誇り、現在入手可能なクライアントドライブの中で最速クラスとなっています。
SK HynixのPlatinum P41 SSDのもう一つの利点は、優れた耐久性です。最近のクライアントドライブの多くは、5年間で約0.2回のドライブ書き込み(DWPD)が想定されています。一方、Platinum P41 SSDは0.32回のDWPDを想定して設計されています。例えば、2TBドライブの耐久性は1,2000TBW(テラバイト書き込み)となります。
SK Hynixは、2022年第1四半期にPlatinum P41ドライブの販売を開始する予定です。価格は市場の状況によって異なりますが、通常、SK Hynixは自社ブランドのSSDに大幅なプレミアムを請求することはありません。
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