Intel は、第6世代 (Skylake) 以降のプロセッサ ( RX Vega グラフィックスを搭載した第8 世代 CPU を含む)向けの新しいグラフィック ドライバーをリリースしました。このドライバーでは、いくつかの人気タイトルのゲーム設定を自動的に構成するグラフィック コントロール パネルが導入されています。
Intel Graphics Control Panel はまだベータテスト段階であるため、利用できるゲームと機能は制限されています。現時点では、 HD Graphics 620 以上のプロセッサ上ではBattlefield 1、Battlefield 4、American Truck Simulator、Call of Duty WWII、Destiny 2、DOTA 2、Grand Theft Auto V、League of Legends、Overwatch、World of Tanksに加えて、Fortnite Battle Royale、They Are Billions、Lost Sphear、Age of Empires: Definitive Edition、Final Fantasy XII: The Zodiac Age、OK KO: Let's Play Heroes、Subnautica、Legrand Legacy、Tale of the Fatebounds、Dragon Ball FighterZを自動構成できます。Intel Iris Pro グラフィックス上ではKingdom Come: Deliverance、Street Fighter V: Arcade Edition、Metal Gear Survive を自動構成できます。
インテルが2017年末にAMDの元代表であるラジャ・コドゥリ氏を採用したことは、クライアントグラフィックス市場で競争力を維持するという同社の目標を明確に示すものでした。これは、少なくともある程度、インテルがゲーマーに重点を移したことを意味します。インテルがハードウェアレベルで競争するためには、ソフトウェアも魅力的でユーザーフレンドリーでなければなりません。新しいディスクリートグラフィックスハードウェアは確かにインテルの最終目標かもしれませんが、ゲーマー向けのソフトウェアの開発は、既存製品にもっと早く実装できるものです。そして、このグラフィックスドライバーに実装された新しい自動ゲーム設定機能は、インテルがこの取り組みに真剣に取り組んでいることを示す、もう一つの初期の兆候です。
新しい Windows 用 Intel グラフィックス ドライバーは、同社の Web サイトからダウンロードできます。
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デレク・フォレストはTom's Hardwareのフリーランスライターとして活躍していました。ゲーミングデスクトップとノートパソコンを中心に、ハードウェアのニュースやレビューを執筆していました。