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フィンランド大臣、EUは独自のオペレーティングシステムが必要だと発言
(画像クレジット:Alexandros Michailidis/Shutterstock)
AP通信が今週報じたところによると、フィンランドのカトリ・クルムニ経済大臣は、欧州連合(EU)が独自のOSとウェブブラウザを開発することを望んでいる。クルムニ大臣は、これにより「大陸の脆弱性が軽減され」、少数の企業への依存度が下がると主張した。
「実際には、サイバー世界で自給自足するということは、例えば欧州版のオペレーティングシステムやWWWブラウザを構築することを意味します。EUはデジタル証明書の発行機関としての役割も果たす可能性があります」とクルムニ氏は述べた。
クルムニ氏がEU専用のOSとブラウザに期待を寄せているのは、サイバーセキュリティへの懸念とも関連している。彼女は、この分野では米国と中国の方がより優れた装備を備えていると指摘した。
もちろん、テクノロジー企業によるセキュリティリスクを懸念しているのはEUだけではありません。トランプ政権は、スパイ活動への懸念から、中国メーカーのファーウェイの5G開発に注視しています。EU加盟国の他、オーストラリア、ニュージーランド、カナダもファーウェイに不安を抱いています。
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