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FTCがギガバイト、ASRock、Zotacに保証ステッカーについて警告
米国政府
(画像クレジット:Shutterstock)

米国連邦取引委員会(FTC)は、ASRock、Gigabyte、Zotacの3社のコンピューターメーカーに対し、保証ポリシーに関する書簡を送付しました。FTCによると、これらのポリシーは、修理サービスなど、製品またはサービスの使用状況に基づいて企業が保証に条件を付すことを禁じるマグナソン・モス保証法に違反しています。さらにFTCは、「状況下で合理的に行動する顧客に対し、保証の適用を受けるにはブランド名、商標名、または企業名で特定される製品またはサービスの購入が必要であると示唆する保証文言も同様に欺瞞的であり、禁止されている」と述べています。

FTCがこれらの企業に対して最も懸念しているのは、保証ポリシー内の具体的な文言です。例えば、ASRockの保証書には次のような記載があります。「製品が改造、損傷、または改ざんされた場合(例えば、外箱を開けたり、追加のオプションパーツやコンポーネントを取り付けたり取り外したりした場合)、製造元の保証は無効となります。」

消費者保護機関(FTC)は、保証法を遵守するために3社に対し、ポリシーの変更と更新を30日以内に行うよう命じました。FTCはこれらの企業に対し、警告として書簡を送付しましたが、そこには次のような内容も含まれていました。「FTCは、過去または将来の違反に基づき、(関係企業に対し)法執行措置を講じ、適切な差止命令および金銭的救済を求める権利を放棄するものではありません。」

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ジョウィ・モラレスは、長年のテクノロジー業界での実務経験を持つテクノロジー愛好家です。2021年から複数のテクノロジー系出版物に寄稿しており、特にテクノロジー系ハードウェアとコンシューマーエレクトロニクスに興味を持っています。