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Ubuntu MATE 20.04 ベータ版リリース、Raspberry Pi 4 向けに最適化

Canonical の Ubuntu デスクトップのエンジニアリング ディレクターである Martin Wimpress 氏は、昨夜ライブ ストリームを通じて、Raspberry Pi 2、3、4 用にあらかじめ作成された Ubuntu MATE 20.04 イメージのリリースを発表しました。

これらのUbuntu MATEベータ1イメージは、armhf(ARMv7 32ビット)とarm64(ARMv8 64ビット)で提供されており、Raspberry Piで使い慣れたUbuntuデスクトップエクスペリエンスを提供します。Martinのビデオでは、Wi-Fi接続に関するいくつかの問題を含む、このリリースの詳細が説明されています。これらの問題は、今後のアップデートで修正される予定です。

Martin Wimpress が Ubuntu MATE 20.04 について語る

(画像提供:マーティン・ウィンプレス)

この最新リリースでは、Ubuntuカーネルのパフォーマンスが最適化され、スムーズなデスクトップエクスペリエンスが実現されています。また、ハードウェアアクセラレーションによる2Dおよび3Dビデオ再生が標準装備されており、1080P 30fpsのYouTube動画再生もサポートされています。イーサネットとWi-Fiは動作しますが、Martin氏が動画で指摘しているように、Wi-Fiにはバグがあるため、修正されるまではイーサネットが最適な選択肢です。Bluetooth、コンポジットおよびHDMI経由のオーディオ/ビデオも利用可能です。

GPIO は GPIO Zero および Wiring Pi を介して Python で使用できるため、これらのモジュールを使用して Python で記述されたプロジェクトが Ubuntu MATE で可能になりました。

Ubuntu MATE ベータ イメージは、Ubuntu MATE Web サイトから入手できます。

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