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ストリートビュー用に撮影されたイギリスの運河

昨年6月、Googleは英国のCanal & River Trustとの提携を発表し、ユーザーがよりリラックスしたゆったりとしたルートを計画できるよう支援しました。具体的には、英国の河川や運河の利用拡大を目指し、Googleはそれらのマッピングを開始する予定でした。アップデートされたGoogleマップでは、ユーザーは英国の2,000マイル(約3,200キロメートル)に及ぶ河川沿いの閘門、橋、曳舟道などを含むルートを計画できるようになります。そして今、Googleは運河をストリートビューに載せることに注力しています。

英国の運河・河川トラストは今週、Googleのトレッカーバックパックを借り受けたと発表しました。これは、Googleがストリートビューアプリでアクセスが困難な場所を撮影するために使用する、バックパックに装着するGoogleストリートビューカメラです。高さ約1.2メートル(約1.2メートル)のこのバックパックには、2.5秒ごとに写真を撮影する15角レンズカメラが搭載されています。運河・河川トラストは、重さ約18キロ(約20キログラム)のトレッカーを1ヶ月かけて100マイル(約160キログラム)以上歩き、英国で最も風光明媚な水路の映像を撮影する予定です。

「英国で初めてトレッカーを背負って撮影できたことを大変嬉しく思います。200年の歴史を持つ私たちの運河網が、21世紀の最先端技術によって新たな命を吹き込まれるのは素晴らしいことです」と、カナル・アンド・リバー・トラストの企業パートナーシップ・マネージャー、ウェンディ・ホーク氏は述べた。「撮影した映像によって、世界中の何百万人もの人々が私たちの運河、河川、曳舟道を見ることができるようになります。そして、それらを見るために旅をするきっかけになれば幸いです。」

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ジェーン・マッケンテガートは、テクノロジー業界で17年の経験を持つライター、編集者、そしてマーケティングコミュニケーションのプロフェッショナルです。スマートフォン、タブレット、ゲーム機など、幅広いテクノロジー関連のトピックについて執筆しており、Tom's Guide、Tom's Hardware、MobileSyrup、Edge Upなどに記事を掲載しています。