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WDと東芝が320GB 2.5インチHDDクラブに参入

ノートパソコン向け大容量HDDのさらなる拡充

最先端の容量と性能を備えたハードディスクドライブを定期的に提供してきた日立とシーゲイトの両社が、いまだに250GBを超える容量のドライブを提供していないのは興味深いことです。しかも、両社とも性能面では320GBドライブ3機種に太刀打ちできません。両社の250GB製品は、サムスン、東芝、ウエスタンデジタルが現時点で提供しているドライブよりも1世代遅れているように見えるからです。富士通は300GB 2.5インチドライブが3枚のプラッターで構成されているため、標準的な2.5インチノートパソコンのドライブベイに収まらないため、この競争からは脱落しています。

一方、サムスンと東芝はベンチマークテストで好成績を収めています。しばらく競争から遠ざかっていた東芝は、MK3252GSXで再び競争に参入しました。サムスンにとって、既存のドライブメーカーに深刻な脅威となるドライブを提供するまでには数年かかりました。ほんの数ヶ月前、同社の1TB 3.5インチデスクトップハードドライブ「Spinpoint F1」が、日立、シーゲイト、WDからパフォーマンスの王座を奪いました。東芝とウエスタンデジタルの新モデルを相手に、サムスンはリーダーの地位を維持できるでしょうか?

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Patrick Schmid 氏は、2005 年から 2006 年まで Tom's Hardware の編集長を務めました。ストレージ、CPU、システム構築など、幅広いハードウェア トピックに関する多数の記事を執筆しました。