Intel は Cooper Lake の発売に合わせて、今後発売される Sapphire Rapids データセンター プロセッサに関する詳細をいくつか公開し、新しい AMX テクノロジーも紹介しました。
インテルのバイスプレジデント兼Xeon製品担当ゼネラルマネージャーであるリサ・スペルマン氏は、同社が次期Sapphire Rapidsプロセッサの初稼働を完了したことを発表しました。これらのプロセッサは2021年に登場予定で、これによりインテルのXeonスタックは1ソケットから8ソケットまでのサーバーに対応する1つのファミリーに再統合されます。当面の間、インテルはXeonのラインナップを、4ソケットから8ソケットのシステムに対応するCooper Lakeプロセッサと、1ソケットおよび2ソケットのサーバーに対応するIce Lakeプロセッサに分割します。
インテルはまた、Sapphire Rapidsプロセッサが、トレーニングおよび推論ワークロードのパフォーマンス向上を目的としたIntel Advanced Matrix eXtensions(AMX)をサポートしていることも明らかにしました。インテルはAMXに関する詳細をまだ明らかにしていませんが、仕様は今月中に公開される予定です。
Huaweiは昨年、Sapphire Rapidsの主要仕様を概説したプレゼンテーションをうっかり公開してしまいました。その中には、プロセッサが8チャネルDDR5メモリとPCIe 5.0をサポートすることが含まれていました。製品が市場に投入されるにつれて、初期仕様は変更される可能性があることにご注意ください。
Intel の Sapphire Rapids プロセッサは、Intel の今後発売予定の Ponte Vecchio Xe グラフィック カードと連携し、2021 年にアルゴンヌ国立研究所でオンライン化が予定されている Aurora スーパーコンピューターに搭載される予定です。
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