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AMDの新しいZen 3ダイが写真で公開

AMD の最新 5000 シリーズ CPU のダイ ショットが、アウトレットの Hardwareluxx に登場しました。これは、コミュニティ メンバーの 1 人である Fritzchens Fritz が撮影したものです。Fritz は、Zen 3 の内部がどのようなものなのかを正確に確認するためだけに、ピカピカの新しい Ryzen 5 5600X を破壊する勇気を持っていました。

画像クレジット: Fritzchens Fritz

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Ryzen 5 5600Xのダイショット
(画像提供:Fritzchens Fritz)

愛好家がプロセッサの蓋を取り外した際に生じた破壊的な損傷に気付くでしょうが、アルバムには他にも興味深い写真がいくつかあります。写真を見ると、Ryzen 5 5600Xの8つのZen 3コア(6コアチップにするために2つは無効化されています)を収容するI/Oダイ(IOD)とコアコンピュートダイ(CCD)の両方が確認できます。

CCDの隣には、Ryzen 9チップを搭載するための2つ目のCCDを取り付けるためのパッドも確認できます。クローズアップショットでは、CPUコアの一部とCCD中央のL3キャッシュが確認できます。IODに目を移すと、そのユニットを構成するすべてのコンポーネントも確認できます。

Zen 2とZen 3のアーキテクチャをご存じない方のために説明すると、これらはマルチダイベースのシステムで動作します。コアとキャッシュはCCDと呼ばれる専用のダイに収容され、メモリ、I/O、そしてCCD間の通信(Infinity Fabric経由)はI/Oダイによって処理されます。これにより、AMDはダイごとに異なるノードを使用でき、CPUの製造効率が向上します。具体的には、I/OダイはGlobalFoundriesの旧式の12nmプロセスを採用し、CCDはTSMCの7nmノードを採用しています。大型の12nm I/Oダイは、製造コストがはるかに安価です。

Ryzen 5 5600X を犠牲にしなければならなかったとしても、AMD のアニメーション スライドではなく、新しい Ryzen 5000 シリーズの CCD と I/O ダイの実際のショットを見るのはクールです。

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