Intelは昨日、製品変更通知(PCN)を公開し、Core i9-9900Kプロセッサの特殊な正十二面体パッケージを廃止すると発表した。Intelのこの凝った半透明の十二面体パッケージは、AMDのThreadripperプロセッサに付属する精巧なパッケージへの対抗策として、Core i9-9900Kで初めて採用された。IntelはThreadripperプロセッサにクーラーを同梱していないため、これらのチップと同様に、クーラー用のスペースを空ける必要はなかった。
インテルはその後、Core i9-9900Kの高度にビン化された派生型であるCore i9-9900KSでこの箱をサービスに導入したが、現在インテルは顧客に対し、6月26日までにパッケージの最終注文をする必要があると伝えている。半透明の青い十二面体については、インテルのPCNによると、同社はこれを標準的なインテルの段ボール箱に置き換える予定だという。
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Intelが今回の変更に至った理由についてですが、奇妙な形状の箱は梱包上の課題を引き起こし、Intelは以前のPCN(上記参照)でもその点を説明しています。しかし、やや繊細な箱を保護するために複雑な輸送手段が必要となり、バルクパッケージ1つあたりのチップ数が制限され、当然ながらかなりの量の廃棄物が発生しました。また、安定性を確保するために多数の発泡スチロール製のインサートも必要でした。過剰なバルク梱包と輸送コストの増加に加え、Core i9-9900Kがもはやフラッグシップチップではなくなったという事実も、今回の変更の一因となったと考えられます。Comet Lakeのフラッグシップチップは、以下に示すように、刷新された独自のパッケージで市場に投入されます。
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