
これまで長年にわたり、Raspberry Pi NASデバイスを数多く見てきました。昨年はPi Zero 2 W NASも取り上げました。しかし、Raspberry Pi 5の発売により、Pi 5 NASが登場するのもそう遠くないことはわかっていました。そして今日、ついにその日が来ました!メーカー兼開発者の3D Printzが、最新のRaspberry Pi 5に対応するように設計された3Dプリント可能なNASケースを開発しました。
このケースはゼロから設計され、Raspberry Pi 5とその他のハードウェアをすべて収納できるように最適化されています。ポートエクステンダーを使用することで、USB Type-Aポート4基、電源用USB Type-Cポート1基、イーサネットポート1基、フルサイズHDMIポート2基など、重要なポートに簡単にアクセスできます。このNASケースがRaspberry Pi 5に対応していることは嬉しいことですが、3D PrintzはRaspberry Pi 4とRaspberry Pi 3用も用意しています。
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このNASを自分で組み立てたい場合は、必要な3Dプリンター用ファイルはPrintablesで無料で入手できます。3D Printzによると、部品のプリント時にサポート材は不要とのことで、サンプル画像はPLA樹脂を使用し、1層あたり0.16mmの厚みで作成されているとのことです。
ソフトウェアに関しては、3D PrintzはOpen Media Vault(OMV)とメディアバックアップアプリケーションのImmichを使用しています。とはいえ、お好きなオペレーティングシステム(OS)をお使いいただけます。もしどこから始めれば良いか分からない場合は、公式のRaspberry Pi OSを試してみるのも良いでしょう。このRaspberry Piプロジェクトについて詳しく知りたい方は、 Printablesの公式プロジェクトページをご覧ください。
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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。