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チュートリアル: Windows 10 Fall Creators Update でランサムウェア対策を有効にする

このチュートリアルは、Tom's Hardwareコミュニティメンバーのknananによって作成されました。knananが作成したすべてのチュートリアルのリストは、こちらでご覧いただけます。

ランサムウェアは近年、最も収益性の高いサイバー攻撃の一つとなっています。ここ数年、ランサムウェア攻撃の頻度と巧妙さはともに増加しています。その名の通り、この種の攻撃はユーザーのPCに感染し、身代金を支払わない限りデバイスやファイルへのアクセスを遮断します。これに対し、マイクロソフトはランサムウェアの危険性を軽減するため、「コントロールされたフォルダーアクセス」と呼ばれる新しいセキュリティ機能を導入しました。

制御されたフォルダーアクセスを有効にする

1. 「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Defender」へ移動します。

2. Windows Defender画面で、「Windows Defenderを開く」をクリックしてWindows Defenderセキュリティセンターを開きます。

3. Windows Defender セキュリティ センター画面の左側で、[ウイルスと脅威の防止] (盾のようなアイコン) に移動し、[ウイルスと脅威の防止の設定]をクリックします。

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4. 次に、「コントロールされたフォルダー アクセス」まで下にスクロールし、スイッチを「オン」の位置に切り替えます。

アプリをホワイトリストに登録する

制御されたフォルダー アクセスのセクションで、次の操作を実行します。

1. 「コントロールされたフォルダー アクセスを通じてアプリを許可する」オプションをクリックし、続いて「許可されたアプリを追加する (+)」をクリックします。

2. 次に、ホワイトリストに登録したいアプリの場所に移動します。このオプションを使用すると、コントロールされたフォルダーアクセスの制限から除外するアプリを指定できます。

保護されたフォルダを追加する

制御されたフォルダー アクセスのセクションで、次の操作を実行します。

1. 「保護されたフォルダー」オプションをクリックし、続いて「保護されたフォルダーを追加する (+ )」をクリックします。

2. 次に、アクセスを制限して保護するフォルダーの場所に移動します。

デスクトップ、ドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージックといった既存のWindowsライブラリフォルダはデフォルトで設定されており、削除できないことに注意してください。重要な情報を含むフォルダを追加することは、ランサムウェア攻撃に対する防御において非常に重要です。