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OCuLink対応、500W電源搭載のAoostar AG02 eGPUドックが219ドルで発表
Aoostar AG02 レンダリング
(画像提供:Aoostar)

Aoostarは8月に、400W電源ユニットを内蔵したAG01 OCuLink eGPUドッキングステーションを発表しました。そして本日、後継機種となる500WのAoostar AG02 eGPUドッキングステーションを正式に発売しました。12月30日の先行販売期間終了まで、プロモーション価格(ブラックフライデー価格)である219.99ドルが維持されます。同社によると、新しいAoostar AG02 eGPUドックは「1月15日頃」に出荷開始予定で、AG01と同様に、OCuLinkコネクタを交換することでLenovo TGX eGPUインターフェースと互換性があります。

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アオスター AG02
(画像提供:Aoostar)

技術的には、内蔵 PSU も交換できますが、すでに交換する予定がある場合は、Aoostar AG01 など、ユーザーが交換可能な PSU もサポートする安価な eGPU ドックから始めることをお勧めします。

すぐに使えるパッケージとして、このeGPUドックは500W電源ユニットを搭載し、わずか219ドルという価格で、多くのミニPCやハンドヘルドPCユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。OCuLinkサポートにより、eGPUとホストPC間の帯域幅は最大限に向上し、4レーンのPCIe 4.0帯域幅を実効64ギガビット/秒で利用できます。

ハイエンドGPUは依然としてこの帯域幅によってボトルネックとなりますが、CPUが対応できる限り、これは一般的に軽微な損失です。同じくサポートされているUSB4インターフェースは、より低速ですが、互換性のための代替手段として捉えるべきでしょう。eGPUでは、標準的なUSBやThunderbolt接続ではなく、適切なPCIe、OCuLink、または同等のインターフェースを使用することの重要性は、いくら強調してもし過ぎることはありません。特に旧世代の標準的なコネクタを使用すると、パフォーマンスが大幅に低下します

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クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。