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Vireio Perceptionのおかげで今週はRiftで『Fallout 4』をプレイ可能、HTC Viveルームスケールサポートも近日開始

Vireio Perceptionは、Meant To Be Seen(MTBS3D)コミュニティのボランティアメンバーによって開発されている、無料のオープンソースVRインジェクションドライバです。このドライバはRift開発キットの所有者向けには以前から提供されていましたが、最終的なRiftとViveにはまだ対応していません。しかし、これは今後改善される予定です。

イマーシブ・テクノロジー・アライアンスのディレクターであり、MTBS3Dの社長でもあるニール・シュナイダー氏は、Vireio Perceptionが今週後半にメジャーアップデートをリリースし、新型RiftとOSVRハッカー開発キットのハードウェアをサポートすることを明らかにしました。シュナイダー氏はTom's Hardwareに対し、HTC Viveのサポートはルームスケールトラッキング技術を含め開発中だが、どちらも今週のリリースには含まれないと述べました。

シュナイダー氏は、自身の新インタビュー番組「Neil's Messy Basement」(下記動画参照)のエピソード内でこの発表を行いました。今週、シュナイダー氏はVireo Perceptionプロジェクトの開発者の一人であるデニス・ライシュル氏にインタビューを行いました。二人は、動画で紹介されたゲームプロファイル作成ツールなど、今後予定されている機能について話し合いました。シュナイダー氏によると、この機能はまだ最終調整中であるため、今週のビルドではリリースされない可能性があります。

Vireio Perceptionの開発陣は、数ヶ月前からDX11対応を予告してきました。 10月には、VR版『 Bioshock』のクリップが公開されました。Vireio Perception 4.0は、新しいグラフィックAPIをサポートするVRインジェクションドライバの最初の公開リリースとなります。VR対応の最初のDX11タイトルは『Fallout 4』です。Reischl氏によると、Bethesdaがこのゲームを発表した直後から、開発チームはVRでプレイしたいという思いを抱き、VR対応を最優先事項としたとのことです。

Vireio Perception 4.0 は今週後半にリリースされる予定です。

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