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GPD Win Max 2のクラウドファンディングで価格が明らかに

GPDは、まもなくクラウドファンディングで資金調達を予定しているSteam Deckの競合製品「GPD Win Max 2」の価格をついに発表しました。GPD Win Max 2は10インチのベゼルレス画面を搭載し、Intel Alder LakeとAMD Ryzen 7 6800UのCPUオプションを搭載しています。ハードウェア面ではSteam Deckとは明確に差別化されていますが、どちらがお買い得なのかは今のところ不明です。

GDPウィンマックスII

(画像提供:GDP)

真価を発揮するのは次期モデルで、ストレージが1TBに増量された以外はスペックはそのままに、価格は999ドルです。32GBのLPDDR5 RAMを搭載したモデルは1,199ドル、そしてこれらのスペックに加えSSDを2TBに増量した最上位モデルは1,299ドルです。Intel製品がお好みなら、Intel Alder Lake i7 1260P(Pコア4基、Eコア8基、16スレッド、GPU実行ユニット96基)、16GBのLPDDR5 RAM、1TBのストレージを搭載したモデルが999ドルです。これは、当初このマシンに搭載されると報じられていたi7 1280P CPUから下位モデルとなる点に注意してください。

Steam Deckが比較すると安っぽく見え始めているため、両コンソール間のその他の違いは、ゲーマーをどちらかに引きつける可能性は低いでしょう。Win Max 2は画面サイズと解像度の点でValveのマシンを圧倒しており、Win Max 2にはWindows 11がインストールされているという追加のメリットがあり、オプションとして4G LTEモジュール(79ドル)と、マザーボードの2番目のM.2スロット用のカスタム1TB SSD(139ドル)が追加されています。

Indiegogoでのクラウドファンディングはまだ開始されていませんが、価格設定からして、そう遠くない未来が近いことは間違いありません。プロジェクトをクラウドファンディングしても、完成品が手に入る保証はありません。クラウドファンディングで支援するプロジェクトは投資のようなもので、プロジェクトを信じ、成功を願う気持ちが込められています。市販の製品を購入するのではありません。

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イアン・エヴェンデンは、英国を拠点とするTom's Hardware USのニュースライターです。彼はどんなテーマでも執筆しますが、特にRaspberry PiとDIYロボットに関する記事が彼の目に留まることが多いようです。