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Raspberry Pi 400が終末後の世界を描いた「Fallout」ホームオートメーション端末に搭載

Fallout をプレイしたことがあるなら、ゲーム世界のあちこちに配置されたターミナルによく慣れているでしょう。ターミナルは、プレイ中に日常的に使用するデスクトップのようなものです。メーカー兼開発者の Rick 氏は、私たちのお気に入りのシングルボードコンピュータ(SBC)の一つであるRaspberry Piを使って、実際に動作するターミナルのレプリカを作成することに成功しました。このプロジェクトは、 Fallout のテレビシリーズが数週間前に放映されたという絶好のタイミングで、 Fallout の世界観を現実世界に少しだけ持ち込むものです。

このレプリカは、錆びた塗装や美しい丸みを帯びたエッジに至るまで、オリジナルの端末と全く同じ外観です。また、実際のゲームのコマンドラインインターフェース(CLI)を模したカスタムインターフェースも搭載しています。リックは丸みを帯びた外観を実現するために、ビデオ出力用のLCDスクリーンをフレネルレンズの裏に収めました。

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ラズベリーパイ
(画像提供:リック)

Falloutの端末にはキーボードが内蔵されているので、リックがレプリカプロジェクトで使用するボードとしてRaspberry Pi 400を選んだのも当然と言えるでしょう。HDMI経由で7インチのWaveshareタッチスクリーンに接続されており、湾曲したフレネルレンズのおかげでレトロな外観と操作感を実現しています。

ハウジングは、このプロジェクト専用のCADソフトウェアを用いて一から作成されました。リック氏によると、このケースはBambu A1プリンターでPETGを用いて3Dプリントされたとのことです。パーツは研磨され、ポストアポカリプス風の滑らかな塗装が施されています。ハウジングには、内部のハードウェアを固定するための取り付け部品も備わっています。

このRaspberry Pi プロジェクトを詳しく知りたい場合は、 X/Twitterで確認できます。Rickがビルド プロセスと最終デザインの詳しい情報を共有しています。

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