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マイクロソフト、Windows 7 と Vista のサポートライフサイクルを延長

ベテランのWindowsユーザーであれば、OSのサポートの仕組みをご存知でしょう。つまり、一般ユーザーは各バージョンで5年間のサポートを受けられ、法人ユーザーにはさらに5年間のサポートが提供されます。しかし、Microsoftは先週末、サポートポリシーの変更を発表しました。これにより、これまで法人ユーザーのみに提供されていた10年間のサポートサイクルに、全ユーザーがアップグレードされることになります。

この変更はZDNetの読者によって最初に発見されました。彼は、Microsoftがポリシーを改訂したことを指摘し、同社のサポートライフサイクルページで簡単に検索すると、Windows VistaとWindows 7の両方について、コンシューマー向けバージョンの延長サポート終了日を含む新しい結果が見つかりました。ZDNetはMicrosoftにこの件について確認を求めたところ、Redmondはサポートポリシーを変更したと回答しました。同社はさらに、メインストリームサポートまたは延長サポートの対象となるには、ユーザーが最新のサービスパックを使用している必要があると説明しました。

「マイクロソフトは、Windows XP、Windows Vista、Windows 7を含むWindowsデスクトップOSのサポートライフサイクルポリシーを更新しています」と同社は声明で述べた。

「このアップデートにより、OEM、コンシューマー、ビジネスの各エディションの Microsoft Windows オペレーティング システムを使用している顧客に、より一貫性があり予測可能なエクスペリエンスが提供されます。

Microsoft では、引き続き更新プログラムを受け取るためには、顧客が最新の Service Pack をインストールしておく必要があります。

このアップデートにより、最新のサポート対象サービス パックを引き続きご利用のお客様は、合計 10 年間、メインストリーム サポートと延長サポートの両方を受けることができるようになります。」

このポリシー変更以前は、Windows Vistaのメインストリームサポートは今年4月に終了する予定でした。現在、すべてのユーザー向けのサポートは2017年まで延長されています。Windows 7のメインストリームサポートは当初2015年に終了する予定でしたが、今後はすべてのユーザーが2020年までサポートを受けられるようになります。現在も多くの企業で使用されているWindows XPの延長サポートは、2014年に終了予定です。

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ジェーン・マッケンテガートは、テクノロジー業界で17年の経験を持つライター、編集者、そしてマーケティングコミュニケーションのプロフェッショナルです。スマートフォン、タブレット、ゲーム機など、幅広いテクノロジー関連のトピックについて執筆しており、Tom's Guide、Tom's Hardware、MobileSyrup、Edge Upなどに記事を掲載しています。