3.5インチテストHDD:Hitachi Ultrastar 15K450、15K600
日立ウルトラスター 15K450
Ultrastar 15K450は、数か月前にUltrastar 15K600に後継されたため、日立の最新モデルではなくなりました。しかし、450GB世代はすべてのハードドライブメーカーから大量に導入されており、データ密度の比較に使用した147GB、15,000 RPMのドライブに最も近いため、この製品を含めることにしました。
日立は300GBと450GBの容量モデルを提供しており、SAS 3Gb/sインターフェースと16MBのキャッシュメモリを搭載しています。450GBのフラッグシップモデルは4枚のプラッタを搭載していますが、300GBの場合は3枚で済みます。これより小さい容量のモデルは提供されていません。15K450のアイドル時の消費電力は15K600よりも低いですが、高負荷時には若干高くなります。
450GBドライブは3つの中で最も人気があり、製品世代間の差がなぜこれほど大きいのかがよく分かります。それでは、現行の600GBドライブを見てみましょう。
画像
1
の
2

日立ウルトラスター 15K600
Ultrastar 15K600は日立の最上位モデルで、300GB、450GB、600GBの容量が用意されています。ここでも、最大容量に達するにはプラッターが4枚必要ですが、他の2つのモデルはプラッターが2枚と3枚です。今回のテストでは600GBモデルを使用しました。
日立はキャッシュ容量を16MBから64MBに4倍に増強し、SASインターフェースを3Gb/sから6Gb/sにアップグレードしました。ドライブのプラッタI/Oスループットは物理的に最大195MB/sに制限されているため、パフォーマンスに直接的な影響はありません。しかし、SAS 6Gb/sはキャッシュメモリへの入出力においてより高いピークパフォーマンスを可能にし、ストレージアプリケーションとホストアダプタの接続に活用されています。
Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。
このドライブはアイドル時には450GBの前モデルよりも若干電力消費量が多いものの、高負荷時にはより優れた性能を発揮します。Ultrastar 15K450と比べてパフォーマンスが大幅に向上しているため、ワットあたりのI/O性能とワットあたりのスループットの両方において、電力効率は目覚ましい向上を見せています。ただし、2.5インチドライブの方がはるかに優れています。
画像
1
の
2
