CrucialのSSDファミリーは、エントリーレベルのSSD市場への参入を狙った新製品BX500 SSDの登場により、さらに充実します。120GB、240GB、480GBの容量展開を誇るCrucial BX500は、コストパフォーマンスを犠牲にすることなく、パフォーマンスを重視しています。
Crucial BX500は、老朽化したSATA IIIインターフェースを採用しています。シーケンシャルパフォーマンスは、最大540MB/秒の読み取りと最大500MB/秒の書き込みを実現しています。残念ながら、メーカーは4Kランダムアクセス時のパフォーマンス数値を公開していません。実のところ、このSSDの内部構造は謎に包まれています。唯一確かなのは、BX500がMicron製の3D NANDチップを採用しているということです。Crucialが親会社Micron製の64層3D QLC(クアッドレベルセル)NANDチップを採用している可能性は高いですが、米国に拠点を置くメモリおよびSSDメーカーである同社が詳細情報を発表するまでは、確かなことは言えません。
仕様書によると、Crucial BX500には、マルチステップデータ整合性アルゴリズム、温度監視、SLC書き込みアクセラレーション、アクティブガベージコレクション、TRIMサポート、自己監視およびレポート技術(SMART)、エラー訂正コード(ECC)など、様々な高度な機能が搭載されています。Crucialは、既存のシステムをBX500に移行するためのAcronis True Imageソフトウェアを同梱しています。
CrucialはBX500の平均故障時間を150万時間と評価しています。このSSDには、3年間の限定保証、またはTBW(書き込みテラバイト数)までの保証が付いています。BX500 120GBモデルは40TBW、大容量の240GBモデルと480GBモデルはそれぞれ80TBWと120TBWです。
新しいSSDにご興味をお持ちの方は、現在Crucialのウェブサイトでご購入いただけます。120GBモデルは29.99ドル、240GBモデルと480GBモデルはそれぞれ49.99ドルと89.99ドルです。Crucialは8月31日より注文を受け付け、出荷を開始します。