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Raspberry Piでフライトと天気を追跡する便利なプロジェクト

頭上を通過する飛行機がどこへ向かっているのか、気になったことはありませんか?これで分かります!RedditのC0wsaysmooというクリエイターが、Raspberry Piで動くフライト追跡マトリックスを作成しました。このマトリックスを使えば、頭上を通過する飛行機がわかるだけでなく、現在の天気予報も確認できます。

このマトリックスは、 Myniceaccountという別のRedditユーザーが作成したプロジェクト「The Fridge Flight Tracker」をベースにしています。C0wsaysmooはこのプロジェクトをテンプレートとして使用し、いくつかの新機能を追加して強化しました。メイン画面には現在の時刻と日付が表示されるように設定されています。また、気温と3日間の天気予報も表示されます。

2つ目の画面は、このプロジェクトのフライト追跡機能専用です。ここからが面白いところです。Raspberry Piは現在地から、通過する飛行機を推定します。そして、ルート、便名、飛行機の種類、航空会社、そして進行方向など、これらのフライトに関する詳細情報を表示します。

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ラズベリーパイ
(画像提供:C0wsaysmoo)

このプロジェクトでは、C0wsaysmooはRaspberry Pi 3 A+を使用していますが、Raspberry Pi Zeroのような小型のものや、最新のRaspberry Pi 4のような大型のものでも問題ありません。Raspberry Piは64 x 32ピクセルのRGBマトリックスパネルに接続されており、Adafruit Bonnetで制御されています。すべての部品は木箱に収められており、スクリーン前面には着色アクリル製のカバーが取り付けられています。

C0wsaysmoo 氏はこのプロジェクトをオープンソース化してくれたので、コードを詳しく知りたい人は誰でも自由に利用できます。GitHub では、動作の詳細や動作中の舞台裏の写真などが公開されています。このフライトトラッカーのソフトウェアは主に Python で動作し、オープンソースのフライト追跡 API である FlightRadarAPI を利用しています。

全体的に見て、これは本当に素晴らしいRaspberry Piプロジェクトで、完成度も高いです。棚に飾れば見栄えも良く、見ているだけでも楽しいだけでなく、組み立てるのも楽しいです。C0wsaysmooさんがRedditに投稿した元のスレッドをチェックして、仕組みを詳しく見てみましょう。また、他のクールなプロジェクトやこのプロジェクトの今後のアップデート情報も見逃さないように、ぜひフォローしてください。

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