無駄のないATX
フルサイズのコンポーネントと最大4枚の拡張カードをサポートするMicro-ATXフォーマットは、ハイエンドマシンの大半にとって常に十分すぎるほどの性能を誇ってきました。しかし、愛好家がこのオプションを検討しない主な理由として、品質やデザインの不足を挙げるのに対し、メーカー側は需要の不足を、これほど小型のマザーボードに最大限の努力を注ぎ込まない理由として挙げてきました。省スペースを重視する愛好家の支持を得ようとメーカーが試みたいくつかの試みは、市場が従来の問題認識を維持したことで、ほとんどが拒否されてきました。

Micro-ATXポータブルゲーミングエンクロージャーの人気は、顧客がどのようなハードウェアを搭載するかという決断を迫られる中で、ネガティブな先入観の悪循環をようやく打破し始めています。現在のトップ製品は、ハイエンドデバイスを搭載し、CrossFireやSLIで最大サイズのデュアルスロットグラフィックカードにも対応するなど、フルサイズの製品に劣らない機能満載であることは間違いありません。上位機種のMicro-ATXマザーボードは常に販売ターゲットですが、プロのメディア愛好家やホームシアター愛好家は、シングルスロットグラフィックカードに加えて、最大3台のメディア中心のデバイスを搭載することを選択するかもしれません。これほどの柔軟性があれば、実際には拡張スペースは必要ないと言うのは、多くのビルダーにとって最も難しい問題となるかもしれません。
しかし、小型デバイスが、交換する大型デバイスとあらゆる点で同等の性能を発揮することが確認されるまでは、検討すらしない人も多いでしょう。そこで今日は、これらの小型デバイスを、フルATXモデルの中で最速のものと比較してみましょう。テストの詳細に入る前に、私たちが熱烈に推奨する機能について詳しく見ていきましょう。
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| Micro-ATX Core i7マザーボードの機能 | ||
|---|---|---|
| Asus Rampage II ジーン | DFI LANパーティージュニアX58-T3H6 | |
| ノースブリッジ | インテル X58 エクスプレス | インテル X58 エクスプレス |
| サウスブリッジ | インテル ICH10R | インテル ICH10R |
| 電圧レギュレータ | 8つの段階 | 6つのフェーズ |
| BIOS | 0705 (2009年4月9日) | 217 (2009年2月17日) |
| 133.3 MHz バッククロック | 133.6 MHz (+0.20%) | 133.0 (-0.25%) |
| クロックジェネレータ | ICS 9LPRS918JKLF | ICS 9LPRS918JKLF |
| 内部インターフェース | ||
| PCIe 2.0 x16 | 2 (x16/x16) | 2 (x16/x16) |
| PCIe x1/x4 | 0/1 | 0/1 |
| レガシーPCI | 1 | 1 |
| USB 2.0 | 4(8ポート) | 3(6ポート) |
| IEEE 1394 | 1 | 0 |
| シリアルポート | 0 | 1 |
| パラレルポート | 0 | 0 |
| フロッピー | 0 | 1 |
| ウルトラATA-133 | 1(2ドライブ) | 1(2ドライブ) |
| SATA 3 Gb/秒 | 7 | 6 |
| 4ピンファン | 5 | 1 |
| 3ピンファン | 0 | 5 |
| FPオーディオ | はい | はい |
| CDオーディオ | はい | はい |
| S/PDIF 入出力 | 出力のみ | なし |
| 電源ボタン | はい | はい |
| リセットボタン | はい | はい |
| CLR_CMOSボタン | ジャンパーのみ | はい(PWR+RSTによる) |
| 診断パネル | 外部デバイスヘッダー | 2文字 |
| I/Oパネルコネクタ | ||
| PS/2 | 1 | 2 |
| USB 2.0 | 4 | 6 |
| IEEE 1394 | 1 | 0 |
| ネットワーク | 1 | 1 |
| eSATA | 1 | 0 |
| CLR_CMOSボタン | はい | ジャンパー |
| デジタルオーディオ出力 | 1 | 2 |
| デジタルオーディオ入力 | 0 | 0 |
| アナログオーディオ | 6 | 6 |
| 大容量ストレージコントローラ | ||
| チップセット SATA | 6x SATA 3.0 Gb/s | 6x SATA 3.0 Gb/s |
| チップセットRAIDモード | 0、1、5、10 | 0、1、5、10 |
| アドインSATA | JMB363 PCIe、1x SATA 3.0 Gb/s、1x eSATA 3.0 Gb/s | なし |
| アドイン Ultra ATA | JMB363 PCIe | JMB368 PCIe |
| IEEE 1394 | VT6315N PCIe、2 x 400 Mb/s | なし |
| ギガビットイーサネット | ||
| プライマリLAN | RTL8111C PCIe | 88E8053 PCIe |
| セカンダリLAN | なし | なし |
| オーディオ | ||
| HDオーディオコーデック | 西暦2000年頃 | ALC889 |
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トーマス・ソーダーストロムは、Tom's Hardware USのシニアスタッフエディターです。ケース、冷却装置、メモリ、マザーボードのテストとレビューを担当しています。