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遅延していたレトロポータブルDevTermの出荷が間もなく開始

2020年に紹介したキット型のサイバーデッキ「ClockworkPi DevTerm」の支援者は、当初4月の発売が延期された小型PCの出荷通知をすぐに受け取り始めるはずです。Clockwork
Piの創設者Hal氏はTwitterでこのユニットの機能を披露し、プラットフォームアドベンチャーゲーム「Cave Story」を超ワイドスクリーンで動作させている様子を公開しました。 

超ワイド #CaveStory (Nxengine-evo に小さなパッチを適用)。https://t.co/gVAkH84OjT #DevTerm #GameShell #ClockworkPi #LinuxbasedSexyDevice pic.twitter.com/iRt94cd1U2 2021年7月15日

世界的なチップ不足により発売が遅れていたDevTermは、1980年代の人気ポータブルPC、Tandy TRS-80からインスピレーションを得ています。DevTermはA5用紙(5.8 x 8.3インチ)サイズで、モジュール設計を採用しています。マシンを動かす「コアモジュール」は、1GBのRAMを搭載したRaspberry Pi Compute Module 3 Liteから、2つのARM CPU(デュアルコアCortex A73とクアッドコアCortex A53)と4GBのダイナミックメモリを搭載したカスタム設計まで、様々な種類があります。ストレージはMicro SDカードで管理されます。

DevTermが爆発

(画像提供:Clockwork Pi)

マザーボードのもう半分には「extモジュール」が搭載されており、USBポート、カメラインターフェース、スピーカー、ファンが標準装備されています。計画では、オシロスコープや5Gモジュールなど、カスタムextモジュールを交換できるようにする予定です。

本体には、1280 x 640の解像度を誇る6.8インチの超ワイドIPSスクリーンが搭載されています。ミニトラックボール付きの67キーキーボードと、ゲームパッドとして使える矢印キーとボタンのセットも搭載されています。ソースコードを含むすべての製品はGPL v3ライセンスで公開されており、プロジェクトファイルはGitHubで公開されています。そしてもちろん、Linuxで動作し、Clockwork OS、Debian、Ubuntu、Raspberry Pi OSから選択できます。

詳細については、ClockworkPi の Web サイトをご覧ください。

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イアン・エヴェンデンは、英国を拠点とするTom's Hardware USのニュースライターです。彼はどんなテーマでも執筆しますが、特にRaspberry PiとDIYロボットに関する記事が彼の目に留まることが多いようです。