
ASRockはComputexで、AMD Ryzen 7000シリーズプロセッサを搭載した全く新しいコンパクトPC「DeskMeet」と「DeskSlim」を発表しました。最大65WのTDP、独立型グラフィックカード、PCIe 5.0 x4インターフェースを備えた高性能SSDを搭載しています。台北で開催されるComputexでは、実機を展示しており、今後数ヶ月以内に市場投入される見込みです。
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ASRockのDeskMeet PCは、コンパクトなデスクトップとハイエンドのゲーミングマシンの中間に位置します。最新世代は、DDR5メモリスロット4基、M.2スロット2基(PCIe 5.0およびPCIe 4.0)、そして2.5GbEを搭載したASRock AM5マザーボードを搭載しています。これらのマシンは、20cm長のデュアルスロットグラフィックカードなど、かなりパワフルなコンポーネントを搭載でき、そのサイズと500W電源のおかげで十分な拡張性を備えています。しかし、本格的なデスクトップほどの大きさではありません。
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ASRockの最新モデルDeskSlimも、ASRockのAM5プラットフォームを採用し、最大65WのTDPを誇るRyzen 7000をサポートしていますが、よりスリムなため、搭載できるグラフィックカードはロープロファイルのものに限られます(中には超高性能のものもあります)。さらに、薄型光学ディスクドライブを搭載できるため、ホームシアターPCや、ASRockの表現を借りればビジネスユースにも適しています。これらのマシンには300Wの電源が搭載されます。
従来、ASRock は DeskMeet と DeskSlim をフル装備のシステムおよびベアボーンとして提供してきました。
ASRockはComputex 2023で、AMD Ryzen 5 7600 CPU、32GB DDR5-6000メモリ、2TB PCIe Gen5 x4ドライブと2TB PCIe Gen4 x4ドライブ、そしてRadeon RX 6600 XT Challenger ITXを搭載した次世代DeskMeetを披露しました。これはミッドレンジゲーミングPCとしては優れた性能を備えています。一方、DeskSlimはAMD Ryzen 5 7600 CPU、32GB DDR5-6000メモリ、2TB PCIe Gen4 x4ドライブ、そしてNvidia RTX 4000 Ada Generationロープロファイルグラフィックカードを搭載していました。
ショールームの PC は、ASRock がリリース時に提供を予定している構成を反映しているわけではないかもしれませんが、今後どのような製品が登場するかを垣間見ることができます。
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アントン・シロフはTom's Hardwareの寄稿ライターです。過去数十年にわたり、CPUやGPUからスーパーコンピュータ、最新のプロセス技術や最新の製造ツールからハイテク業界のトレンドまで、あらゆる分野をカバーしてきました。