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シノプシス、世界初となる20GbpsのUSB 3.2デモを公開
USBの統括団体であるUSB-IFは昨年9月、USB 3.2の仕様を公開しました。この新しい仕様では、2つの10Gbpsチャネルを結合することで最大20Gbpsのスループットを実現します。これは、USBの最大の競合であるThunderbolt 3の半分のスループットです。
デバイス側で新規格を採用した製品が登場するのは、2019年半ばから後半にかけてになると予想されます。これらの製品が登場したとしても、市販のType-Cケーブルが使用されるでしょう。Synopsysはデモで使用したケーブルについて非常に具体的な説明をしました。同社によると、使用したのは市販のBelkin製USB 3.1 Type-Cケーブル(上記写真参照)で、これは現在Targetなどの大型小売店で購入できるものと同じものです。
USB 3.2の帯域幅の拡大は既存のテクノロジーを強化しますが、新しいハードウェアを購入する必要があります。USB接続のモニターやストレージ製品がこのテクノロジーを最初に採用し、その後すぐにプロ向けやコンシューマー向けデバイスにも採用されるでしょう。
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