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InWinの928スーパータワーは、Intelの28コアCPU向けに設計されたアルミニウムモンスターです。

台湾のケースメーカーInWinは、展示会に必ずと言っていいほど大胆な新ケースを発表しますが、CES 2019も例外ではありませんでした。Computex 2018で初めて披露された、巨大な有機的なアルミニウムの渦巻き模様が印象的なZ-Towerが、同社のブースの中心に鎮座していました。しかし、私たちの目を最も惹きつけたのは、真新しい928 Super Towerでした。

このケースは、ショーで見た中で(あるいはこれまでで)最大級のケースの 1 つであり、魅力的なデザインのアルミニウムとガラスでできているだけでなく、Asus の協力を得て、同社の ROG Dominus Extreme X599 マザーボードと Intel の 28 コア Xeon W-3175X CPU を収容するために設計されました。

コンポーネントとパフォーマンスの過剰 (そして価格も) を新たなレベルに引き上げることを目指す今後のプラットフォームにふさわしく、928 Super Tower は最大 4 枚の垂直マウント グラフィック カード (ただしボックスには PCIe ライザー ケーブルが 1 本のみ付属) と 12 個のファンをサポートします。

マザーボードの背面には、高ワット数電源を1台だけでなく2台搭載できるスペースがあります。ストレージに関しては、2.5インチドライブを6台、または3.5インチドライブを2台搭載できるマウントが用意されており、X599ボードには3台以上のM.2 SSDと複数のPCIeアドインカードを搭載できるスペースが確保されているはずです(x16スロットにグラフィックカードを詰め込まない場合)。

発売時期についてはまだ発表されていませんが、InWinによると、このケースの価格は600ドル程度になる見込みです。パーツを収納する美しいケースとしては、確かに高額です。しかし、数千ドルもするプロセッサと1,000ドル以上するマザーボードを買えるなら、InWin 928 Super Towerに超高性能なパーツを収納するのも悪くないかもしれません。

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子供の頃にマテルのアクエリアスで苦労した後、マットは1990年代後半に初めてPCを組み立て、2000年代初頭にはPCの軽度の改造に着手しました。過去15年間、スミソニアン、ポピュラーサイエンス、コンシューマー・レポートで新興技術の取材を担当する一方、Computer Shopper、PCMag、Digital TrendsでコンポーネントやPCのテストを行っています。