ドイツ・ケルンで開催されたIFAの記者会見で、Acerは同社2機種目のWindows Mixed Realityヘッドセット「Acer OJO 500」を発表しました。価格は399ドルからで、11月に発売予定です。
ヘッドセットは、新しい着脱式デザインによりお手入れが簡単です。レンズケースとストラップはヘッドセット本体から取り外し可能で、素早く簡単に拭き取ることができます。OJO 500には、ソフトタイプとハードタイプのヘッドストラップが付属し、ソフトタイプは洗濯機で洗えます。その他のデザインは、AcerのオリジナルWindows Mixed Realityヘッドセットをより現代的に、プロフェッショナル向けに改良したような印象です。また、バイザーを跳ね上げて他の人と会話したり、現実世界を確認したりできる機能は、同社のオリジナルヘッドセットにも搭載されていましたが、OJO 500にも搭載されています。
サムスンのヘッドセットと同様に、オーディオ機能も内蔵されています。Acerによると、このシステムは「特許取得済みのサウンドパイプ」を使用してヘッドセットのスピーカーからユーザーの耳に直接音を伝えるという点で独特です。
Acerのヘッドセットには、モーションコントローラーが2つ同梱されますが、コントローラーなしの販売も予定されているかどうかは不明です。このヘッドセットは、他のWindows Mixed Reality HMDと同様に、インサイドアウト方式のトラッキング機能を備えています。しかし、OJO 500は競争の激しい市場に参入します。SamsungのMixed Reality Headset(この分野で最も優れていると広く考えられている)よりも100ドル安いとはいえ、タッチコントローラー付きのOculus Riftも同じ399ドルで購入できます。Windows Mixed RealityはSteam VRとの互換性により徐々に成長しており、OculusはSteamとOculusのプラットフォームの両方でVRゲーム市場における存在感を高めています。
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アンドリュー・E・フリードマンは、Tom's Hardwareのシニアエディターで、ノートパソコン、デスクトップパソコン、ゲーム機を専門としています。最新ニュースにも精通しており、ゲームとテクノロジーをこよなく愛する彼は、Tom's Guide、Laptop Mag、Kotaku、PCMag、Complexなど、数々のメディアに記事を掲載してきました。Threads(@FreedmanAE)とBlueSky(@andrewfreedman.net)でフォローしてください。Signal(andrewfreedman.01)で彼にヒントを送ることもできます。