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SteamVR の最新バージョンは Oculus SDK、ランタイム 0.8.0 をサポートしています

Valveは、HTCと共同開発中のVR HMD「HTC Vive」のコンシューマー向けリリースに向けてSteamVRプラットフォームの準備を進めてきましたが、SteamVRがサポートするヘッドセットはViveだけではありません。最新のベータ版ソフトウェアリリースでは、OculusランタイムとSDKのバージョン0.8.0にOculusのサポートがアップデートされています。Valveによると、今回のSteamVRリリースでは、以前のビルドでは必要だったOculusのデモシーンを起動前に実行する必要がなくなりました。

SteamVRのアップデートには、Oculusのサポートアップデート以外にも多くの機能が含まれています。Lighthouseのトラッキング機能にもいくつかの改善が加えられました。トラッキング対象デバイスは、特定の順番ではなく任意の順番でオンにできるようになり、何らかの理由でヘッドセットのトラッキングが失われた場合でも、ハンドコントローラーによるトラッキングが停止しなくなりました。

VR ダッシュボード設定に、開発者が注意する必要がある小さな変更がありました。ダッシュボード オーバーレイは、設定で「自動起動」にマークすることで、自動的に起動するように設定できるようになりました。

SteamVRベータ版はSteamから無料で入手できます。現時点では開発者向けですが、VR HMDをお持ちの方ならどなたでもお試しいただけます。

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