
Patriotは今週のCESで、PCIe 5.0 x4インターフェースを搭載したフラッグシップSSDのデモを行いました。Viper PV573 SSDは送風ファン付きの大型クーラーを搭載しており、強力な冷却システムにより最大14,000MB/秒のシーケンシャルリード速度を誇り、温度は45℃に維持されるとPatriotは述べています。
PatriotのViper PV573 SSDは、Phison PS5026-E26コントローラとMicronのB58R 3D TLC NANDを搭載し、2400 MT/sのデータ転送速度を実現します。ドライブは1TB、2TB、4TBの容量で提供され、メーカーによると、最大14,000 MB/sのシーケンシャル読み取り速度と最大12,000 MB/sのシーケンシャル書き込み速度を実現するとのことです。これは、他のメーカーのPhison E26プラットフォームをベースにしたプレミアムドライブと同等の性能であり、市場で最高のSSDの1つにふさわしいものです。
PatriotのViper PV573が、M.2-2280フォームファクタの他の最上位PCIe Gen5ドライブと異なる点は、アルミニウム製ラジエーター、ヒートシールド、ブロワーファンを備えた冷却システムです。ヒートシールドにより、ファンはヒートシンクに空気を吹き付けるだけでなく、ヒートシンクを通して空気を送り込むため、Patriotによれば動作温度はわずか45℃です。このように比較的低い温度であるため、高負荷時に過熱によるスロットル現象が発生することはありません。
一方、冷却システムはかなり大型で、Z 高さは 16.5 mm あり、外部電源が必要です(そのため、Patriot は SATA と 4 ピン Molex プラグを備えたケーブルを使用しています)。嬉しいことに、ブロワーファンの設計寿命は 25,000 時間、つまり 2 年 10 ヶ月です。
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Patriot社はViper PV573 SSDの発売は2024年と発表していますが、価格については言及していません。しかし、発売は間近に迫っており、他のプレミアムPCIe Gen5 SSDと同程度の価格になると予想されます。
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アントン・シロフはTom's Hardwareの寄稿ライターです。過去数十年にわたり、CPUやGPUからスーパーコンピュータ、最新のプロセス技術や最新の製造ツールからハイテク業界のトレンドまで、あらゆる分野をカバーしてきました。