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Raspberry Pi Pico DAQ PCB でマイクロコントローラをオシロスコープに変身させる

メーカー兼開発者の Alperen Akküncü 氏は、Raspberry Pi Pico を PlainDAQ と呼ばれるデータ収集 (DAQ) ツールに 変えるカスタム PCB を作成しました。

このプロジェクトは、しばらく進行中でしたが、今週最新のアップデートが行われ、マイクロエレクトロニクス プロジェクトの潜在的な問題やパフォーマンス データのトラブルシューティングと監視を可能にするツールと機能が含まれています。 

新しい PlainDAQ PCB で私たちが検討している内容について、さらに詳しい情報を得るために Akküncü に連絡を取りました。 

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ラズベリーパイ
(画像クレジット: Alperen Akküncü)

PlainDAQは12ビットのアナログ/デジタルコンバータ(ADC)を搭載しており、他のマイクロコントローラに搭載されている多くの内蔵ADCよりもノイズが少なく、波形生成も可能です。これにより、記録されたデータをリアルタイムで視覚化できます。

AkküncüはPlainDAQ PCBに加えて、ローパスフィルタとハイパスフィルタとして機能する2つの独立したPCBを開発しました。これらのフィルタはPlainDAQ PCBから電源を供給されます。Akküncüは、ユーザーが波形を表示し、波形の種類を選択して解析できるようにするシステム用のGUIも開発しました。

このシステムはオープンソースであるため、ユーザーは必要に応じてPythonを使ってPlainDAQを変更できます。Akküncü氏は、このプロジェクトがユーザーや学生がマイクロエレクトロニクスプロジェクトで遭遇するより複雑な問題を理解するのに役立つことを期待しています。

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このRaspberry Piプロジェクトを詳しく知りたい方は、公式GitHubとCrowdSupplyプロジェクトページをご覧ください。このプロジェクトはまだ開発中ですので、今後のアップデートについてはAlperen Akküncüをフォローしてください。