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CPUクーラーチャート 2008: パート4

Xigmatek HDT S1283: クールだが静かではない

XigmatekのHDTシリーズに属するすべてのクーラーには、CPUに直接接触するヒートパイプが搭載されています。メーカーはこの設計を「ヒートパイプ・ダイレクト・タッチ」と呼んでいます。

CPUヒートシンククーラー

HDT S1283は、その巨大なサイズが際立っています。3本のヒートパイプが熱をアルミフィンに伝え、120mmファンで冷却されます。

取り付けは、2本のネジでクーラーに固定されたプッシュピンを使用するため、素早く簡単に行えます。この作業のためにマザーボードを取り外す必要はありません。ファンが取り付けられていない限り、プッシュピンに簡単にアクセスできます。ドライバーでプッシュピンのロックを解除してクーラーを取り外す場合、ファンも簡単に取り外すことができます。取り付け可能な「スポイラー」により、マザーボード上のすべてのコンポーネント(例えば、電圧レギュレーター)に十分なエアフローが確保されます。

CPUヒートシンククーラー

ヒートシンクの冷却性能には驚きました。クアッドコアプロセッサをフルロードした状態では、63℃の温度を計測しました。これは、以前の最上位モデルであるThermalright IFX-14をわずかに上回る数値です。しかし同時に、騒音レベルも43dB(A)とやや高めに計測しました。CPUがアイドル状態の時には、CPU温度は約36℃まで下がり、騒音レベルは38dB(A)近くまで下がり、クーラーの音はほとんど聞こえないほどでした。

CPUヒートシンククーラー

このクーラーは、わずか 40 ドル未満の比較的手頃な価格で非常に優れた冷却性能を提供するため、本当にお買い得と言えます。

CPUヒートシンククーラー

スワイプして水平にスクロールします

CPU100% 負荷アイドル
温度63℃36℃
ノイズ43.2 dB(A)36 dB(A)
ファン速度2,050回転1,130回転
重さ712グラム行3 - セル2
Intel互換。LGA775行4 - セル2
AMD 互換。AM2/AM2+939/940

CPUヒートシンククーラー

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