工場レベルの産業用6軸ロボットアームを自宅に置けるスペースがあればいいのに、と思ったことはありませんか?もうそんな望みは捨てましょう。「コンパクトで手頃な価格、そしてオープンソース」のデスクトップロボットアーム、Mirobotの登場です。
Mirobotは、メーカーにとって将来有望なツールのように思えます。オープンソースソフトウェアを搭載しており、ベテランユーザー、初心者、ロボットの専門家、そしてロボット工学に興味を持ち始めたばかりの人など、あらゆる人に適しています。
OpenMVとマシンビジョンコードを活用することで、オプティカルフロー、形状検出、そして肉眼では見えにくい物体の検出など、一人では実現が難しい高度な視覚タスクにも使用できます。また、GoProやカメラを搭載できるため、撮影プロジェクトの補助として「手」を追加することも可能です。リモコン、アプリ、Mirobot Studioなど、お好みの方法で操作できます。
付属の専用ソフトウェアを使えば、プログラム可能な書き込みタスクも実行できます。3Dペンによる描画に加え、手書きで特別なメモを書いたりすることも可能です。0.2mm単位の高精度な再現性、6軸レベルの柔軟性、複数のエンドエフェクタ、そしてオープンソースのGRBLベースのファームウェアとMega2560ベースの制御ボード回路図によって、これらの多様なタスクをこなすことができます。つまり、誰でもアームとそのソフトウェアを改良できるということです。
このプロジェクトは現在Kickstarterで公開されており、本稿執筆時点で17万2083ドルの支援が集まり、405人の支援者がおり、残り32日となっています。目標額に達するにはわずか3万ドルの調達で、既に目標額を達成しています。実現に必要な資金を完全に超えるには、まだ十分な時間があります。
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