ニューオーリンズを拠点とする Danger Shed は、在庫にあるビールの量を把握したかったので、Raspberry Pi 4 と Python コードを利用して、独自の在庫管理アプリケーション Keg Punk を開発しました。
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2000行を超えるPythonで書かれたKeg Punkは、クラフトビール醸造所のマネージャー、パトリック・マーフィー氏のプロジェクトです。Keg Punkには3つの形態があります。公式Raspberry PiディスプレイとRaspberry Pi 4が付属する200ドルのコンプリートキット、19ドルのプリロード済みmicro SDカード、そして公式ディスプレイと予備のRaspberry Piをお持ちの醸造家向けに15ドルのダウンロード版で自作できるキットです。キットにはRaspberry Pi 4が付属していますが、旧モデルのRaspberry Piでも同様に動作します。ただし、DSIコネクタがないため、Raspberry Pi Zeroには対応していません。
どのバージョンを選択しても、ベースのPythonアプリケーションはRaspberry Pi OS(旧Raspbian)上に記述されており、Keg Punkは最大10個のタップをサポートします。このシステムは、醸造者がセラー画面から醸造内容を素早く入力できるよう設計されたシンプルなタッチスクリーンインターフェースを備えています。
Keg Punk のホーム画面は Taproom です。ここでは、セラー全体の在庫を追跡し、どのビールがどの仮想「タップ」にあるかを管理できます。これは、在庫室に複数のビールがある場合に便利です。
現時点では、Keg Punk では樽の残量を表示できませんが、チームはすでに Keg Punk 2.0 の開発に取り組んでおり、一連のセンサーからの入力と、一般の人が注文できるビールのリストを更新する 2 番目の画面を介してこの機能を実現することを目指しています。
これは、熱心なビール醸造者や Raspberry Pi ファンにとって「新鮮な」プロジェクトになるかもしれません。
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レス・パウンダーは、トムズ・ハードウェアのアソシエイトエディターです。クリエイティブテクノロジストとして、7年間にわたり、老若男女を問わず、教育と啓発のためのプロジェクトを手がけてきました。Raspberry Pi Foundationと協力し、教師向けトレーニングプログラム「Picademy」の執筆・提供にも携わっています。