98
Enermax ETS-T50 Axe CPUクーラーは排気を排気口に導きます

新しいCPUクーラーには独自の機能が搭載されていないことが多いのですが、Enermaxの最新モデルには独自の機能が搭載されています。これらの機能の全てが、同社の資料に記載されている通り動作するかどうかはまだ分かりませんが、いずれにせよ、ETS-T50 Axeは、より効率的なフィン構造、方向性のある「エアガイド」、特殊な長寿命ベアリング、そして数十個(そう、数十個です)のLEDを搭載していると言われています。   

ETS-T50は、6mm厚のダイレクトコンタクトヒートパイプ5本と120mmファンを搭載したタワー型クーラーです。フィン構造は「圧力差流」設計と「ボルテックスジェネレーターフロー」を採用しており、それぞれエアフローの向上とフィン間の空気分子の攪拌を促進します。さらに、フィンスタック背面にはエアガイドが取り付けられており、360度回転するグリルで排気をケースの排気ファンへと導きます。

ETS-T50 Axeに搭載されている120mm「Vegas」ファンもユニークです。16万時間の耐久性を誇るツイスターベアリングを搭載し、PWM制御で800~1800 RPMで回転し、18.9~25 dBAの騒音を発生します。また、36個のLEDが円形のパターンを3色と5種類の点灯モードで点灯します。さらに、ファンは起動時に10秒間逆回転し、蓄積した埃を排出します。ETS-T50のホワイトバージョンには、白色のみで点灯するファンが搭載されます。

これらすべての機能を組み合わせると、860gのクーラーは250Wの熱を放散できます(これは、最近のCPUが発する熱量をはるかに上回ります)。また、Dow Corning TC-5121サーマルペーストの小チューブが付属しています。

Enermax は今月末に ETS-T50 Axe を市場に投入する予定です。

Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。