はじめに(続き)
また、現在3Dグラフィックス分野におけるイノベーションは、主にPCI Express(PCIe)インターフェースを搭載したカードに限られていることにも留意する必要があります。GeForce 7やRadeon X1x00といった最新のグラフィックプロセッサを使用したソリューションは、AGPバスではそもそも存在しません。そのため、この記事ではAGPカードは取り上げていません。
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在庫状況について少しお話します。クリスマスまであと数週間となり、オンラインショップやお近くの店舗では多くのモデルが販売されています。しかし、多くのカードは十分な在庫がありません。TGストアをご覧いただければ、その様子がお分かりいただけると思います。VGA Charts Winter 2005版のベンチマーク調査を開始して以来、GeForce 7チップセット搭載カードの供給が常に不足しており、需要を満たすことができません。小型のATIチップを搭載したカードは、オンラインストアのリストにすら載っていません。
12月初旬の現在も、状況はほとんど改善されていません。店頭で見かけるRadeon X1600カードはConnect 3Dモデルのみで、常に「入荷待ち」となっています。カードは事実上入手不可能なため、テストする手段がありません。発表からかなり時間が経ち、店頭に並んでいるにもかかわらず、なぜレビューやガイドに未だ登場しないのかと疑問に思う読者が多いのも無理はありません。
少なくとも、Radeon X1800 XTのような上位モデルに関しては状況は改善しています。問題は、約500ドルという価格が万人受けするものではないことです。NVIDIAも同様の状況です。しかし、ボードパートナーやカードモデルの数が多いため、市販品が比較的早くラボに届くことが多いです。そのため、今回のまとめではGeForce 6600 GTとGeForce 7カードに焦点を当てます。Radeon X1x00シリーズの市販版が入手可能になり次第、ATIカードに関する続編を掲載する予定です。
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