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Raspberry Piが「迷いの」ドロイドに命を吹き込む

Raspberry Piは様々なプロップヘッドに使われていますが、中でも特にお気に入りの一つがこのターミネータープロジェクトです。今日は、Redditで活動するIllicitpugsというメーカーが作った、エキサイティングなロボットヘッドのレプリカをご紹介します。彼らは、お気に入りのSBCと3Dプリンターを使って、 2022年に発売されたゲーム「Stray」に登場するドロイドの頭部レプリカを製作しました。

Illicitpugsによると、StrayのドロイドがクラシックなMacintosh PCに似ていることに気づいたそうです。デザインをじっくり検討した後、IllicitpugsはStrayのドロイドを一から、少なくとも頭部だけは作ろうと決意しました。

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ラズベリーパイ
(画像提供:Illicitpugs)

頭部のシェルはIllicitpugsがFusion 360を使用してデザインし、3Dプリントしました。サイズはLCDパネルのサイズに合わせて設計し、ゲーム内でのドロイドの見た目に基づいて適切なプロポーションになるように設計しました。内部にはRaspberry Pi 3A+、Adafruitのi2cロータリーエンコーダボード、PimoroniのHyperPixel Square LCDスクリーンが搭載されています。

インターフェースも一から構築され、Node.jsをフルスクリーンアプリケーションとして利用しています。ChromeのキオスクモードでRaspberry Piの電源を入れるとすぐに起動します。顔のスプライトはアニメーション化されており、静止画ではなく、より生き生きとした印象を与えます。

Strayでは、プレイヤーは遥か昔に失われた世界の謎を解き明かします。そこは、有機生命体によって創造されたロボットたちが、創造主の死後も長く生き続ける世界です。未来的なテクノロジーと1980年代の影響が融合したこのゲームは、Apple Macを彷彿とさせるロボットの外観が特徴です。ちなみに、このゲームは仲間からはぐれてしまった猫の視点で進行します。

この Raspberry Pi プロジェクトを再現したい場合は、Reddit で共有されている元のスレッドをチェックして詳しく調べ、今後の作品については必ず Illicitpugs をフォローしてください。

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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。